テニス、トッププロを参考にリターンを成功させる4つの秘訣を紹介!

リターン

こんにちは!テニスの魅力を日々お届け!Tennis Windsです。

『リターンが上手く打てない』
『左利きのサーブのリターンに自信が持てない』
『速いサーブが返せない』

リターンって本当に難しいですよね。相手の150km以上の、上から打ち下ろしたボール、更には回転までかかっているボールをラケットの中心で捉え、コート内に打ち込む。簡単ではないですね。

その中でも、200kmサーブに対してバンバンリターンを返せる人も一方でいます。それは持って生まれた才能でしょうか?いや、訓練で返せるようになります。今回はそんなリターンを得意な人たちがどんな打ち方をしているのか、方法と共に解説していきたいと思います。

スポンサーリンク

リターンの基本

リターンには、抑えておくべき基本ポイントが5点あります。

①必ずスプリットステップを使う
②スライスリターンはダブルスでは出来るだけ控えたい(余程得意な方は別)
③最初の構えはベースライン上が基本(ここから相手や戦術によって少し変える)
④フォアとバック両方で返せるようにする(回り込むと逆サイドがガラ空きになる)
⑤リターンゲームはサービスゲームよりも不利な展開になるのは普通

この後、様々なポジションでのリターン能力向上のコツや戦術をお伝えいたしますが、この3点をしっかり抑えた前提となります。では、行きましょう!

スポンサーリンク

2.ベースライン後方リターン

こちらはベースライン後方からの深いリターンでラリー勝負に繋げる方法です。

長所
サーブ返球率が高くなる
力強いリターンが返せる

短所
リターンエースや、リターンに夜ラリー序盤の主導権を握りにくい、
脚力を消費する

ラファエル・ナダルがよく使うリターン手法です。特に球足の遅いクレーコートでは顕著に使用しています。

例えば、相手がビッグサーバーだが、ネットには出てこないケースの場合を想定しましょう。ベースライン上でヒットすると、仮に相手コートに入ってもサーブが速いのでコントロールは非常に難しく、第3のショットで攻められてしまいます。

そもそもスイートスポットにボールが当たらず、フレームショットも多くなります。

しかし、このリターンであれば面のコントロールはしやすくなります。さらに後方からネットを越すように打ち込むため、力強いショットを打ち返すことができます。

ただ、ワイドに回転系のナイスサーブを打たれてしまうと取れないので、スライスサーブが主流のサーバーが相手だったら、多用は禁物です。

また、リターンをしたあとラリーの定位置に戻るまでの距離が長いので、脚力が必要になります。ナダルは強靭な脚力でカバーしています。

スポンサーリンク

3.ブロックリターン

ベースラインから下がらずに、少し前に出てコンパクトにライジングリターンをする手法です。

長所
タイミングの速い返球で相手に時間を与えない、
移動量が最小限に抑えられるため、フットワークが苦手な人でもチャレンジできる

短所
リターン技術がないと返球率が低くなる、
コントロールが難しく、イレギュラーに対応できない

これはノバク、ジョコビッチ選手がよく行うリターン方法です。

言うならば、上級者リターンです。しかし、会得すればかなり強力な武器です。リターンの名手です。

このリターンは相手のサーブの振れ幅を最小限に抑えることができるため、ワイドの鋭いサーブも攻撃的なリターンを返すことが可能です。その時は真横ではなく、斜め前に足を動かしてリターンしましょう。

また、ダブルスでは特に重要なリターン方法で、シングルスよりも展開が早く、前にボレーヤーがいるため、リターンを早いタイミングで返すことが大切になります。でないと、相手の前衛にプレッシャーを与えられず、簡単にポーチに出られてしまいます。

後方リターンとブロックリターンを読ませない

例えば、ファーストサーブは後方リターン、セカンドサーブはブロックリターンと決めてしまうとサーバー側にバレてしまい、サーブの球種を変更されてしまうかもしれません。

なので、相手が同じサーブを打って来ても、この2つの戦法を相手に読まれないように組み合わせて行きましょう。

ちなみに錦織圭選手だと、構えはベースライン後方だが、相手がトスを上げて上を見ている間に前に詰めるといった高等テクニックを使っています。やられる方はボールを打つときに相手のポジションが変わっているので、虚を突かれます。

また良いリターンをこれから継続的に打つためには、テニス肘の予防、肘の柔軟UPは必須レベルです。
下記、記事をご覧ください。

リターンの得意なプロ選手

ノバク・ジョコビッチ

BIG4の一角で世界最高峰のリターンの持ち主。

220kmを超えるビッグサーブもブロックリターンで難なく返球します。強靭な反射神経と、手足の長さを存分に生かしたプレイをします。リターンゲーム奪取率は32%と3回に1回はブレークしています。これは男子プロの世界では突出して良い数字です。

錦織圭

日本のエース、錦織圭もとてもリターンの成績が良いです。
客観的数字で見ても、リターンゲーム取得率は27%と高い。レジェンド、フェデラーの27%と同等の数字を叩き出しています。一時は30%も超えていました。

まとめ

リターンは全てのポイントの内、2回に1回、最初に打つショットなのです、多少ストロークが苦手でもリターンの一発が上手く行けばストロークでも主導権を握ることが可能です。

右利き、左利き、フラット、スライス、スピンとそれぞれ苦手な球種があると思います。そのショットを得意な選手を見つけたら是非一緒に練習する機会を増やして行くとより上達のスピードは上がること間違いありません!

Tennis Windsでは、『テニス🎾に関わる全ての人々をより幸せに』の理念の元、発信を続けています。是非、他の記事にも遊びに来てみてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました