こんにちは!テニスの魅力を日々お届け!ヒトフミです。
『フェデラー、ナダル大好き!』
『2人の激闘には感動した、これからも見たい』
『強すぎるだろこの方達・・・』
そのような方向けの記事です。
この記事をご覧になると、
試合内外でのフェデラー、ナダルの関係をより深く知ることができます。
テニス界で10年以上に渡り、トップを独占している生ける伝説
フェデラー
vs
ナダル
この2人、試合中のマナーに溢れており、人格者でお互いを尊敬しているのは非常に有名です。
では、本当に仲は良いのか?
フェデラー、ナダルが好きな方必見です。
感動物語が再び蘇るシーンも紹介します。
プロフィール
2人のプロフィールを細かく見て行きましょう。
ロジャー・フェデラー
生年月日 | 1981年8月8日 |
身長 | 185cm |
利き腕 | 右 |
国籍 | スイス🇨🇭 |
プレイスタイル | アグレッシブベースライナー |
4大大会成績 | 優勝20回(全豪6回、全仏1回、全英8回、全米5回) 準優勝11回 |
単独成績 | ウィンブルドン決勝進出12回 全米40連勝 全豪11年連続準決勝進出 決勝戦24連勝 他、多数 |
この成績のやばさ、尋常じゃないですね・・・。
そもそも決勝戦に24回行ける選手がどれだけいるのか、
24連勝て。
ラファエル・ナダル
生年月日 | 1986年6月3日 |
身長 | 185cm |
利き腕 | 左 |
国籍 | スペイン🇪🇸 |
プレイスタイル | カウンターパンチャー |
4大大会成績 | 優勝20回(全豪1回、全仏13回、全英2回、全米4回) 準優勝8回 |
単独成績 | 全仏オープン最多優勝 全仏オープン勝率約98% マスターズ1000 優勝36回 クレーコート81連勝 |
この先このクレーコートの成績を上回る選手は一生出てくるのかレベルです。
恐ろしすぎる。
対戦成績
では、2人の成績を見ていきましょう。
直接の対戦成績のみではなく、各々のサーフェス毎の違いなども見ていきます。
対戦成績
フェデラー | 16勝 | – | 24勝 | ナダル |
40回も対戦しており、ナダルが優勢です。
ちなみにこの40回の内、10回が準決勝、24回が決勝での対決です。
常に自分のキャリアを賭けて戦っている2人です。
グランドスラムの決勝対決は9回で、ナダルの6勝3敗です。
これは全仏オープンでナダルが4勝0敗であることが大きいです。
ちなみに、2004-2010年のグランドスラム、28大会の内24大会が、フェデラーとナダルのどちらかが優勝しています。
2011年からはこれにジョコビッチが加わります。
サーフェス毎の比較
では2人のサーフェス毎の対戦成績です。
フェデラー🇨🇭 | ナダル🇪🇸 | ||
ハードコート | 12勝 | – | 9勝 |
クレーコート | 2勝 | – | 14勝 |
グラスコート | 3勝 | – | 1勝 |
ナダルの方が全体の勝率が高い理由が良く分かります。
クレーコートの圧倒的な成績の差でしょう。
芝の大会数がもっと多ければ、五分五分の勝率になったかもしれません。
ちなみにフェデラーは、クレーコートでも強いです。
ナダルが異常に強すぎるだけです。
フェデラーのナダルへの言葉
激闘を繰り広げる2人、彼らはお互いのことをどう思っているのか。
フェデラーがナダルに間することを述べた時、どんな内容でしょうか。
「テニスはとても厳しいスポーツで引き分けはない。けれど、もし引き分けがあるなら、ラファと分かち合うことができれば幸せだ」
ロジャー・フェデラー
「彼が僕をより良い選手にしてくれたと考えている。僕にとっての究極の挑戦は彼とのプレーなんだ」
ロジャー・フェデラー
ナダルを本当に尊敬していて、勝った時も、負けた時も彼を讃えています。
この名言はフェデラーとナダルがお互い長期離脱から復帰した時の、あの劇的な全豪オープン2017年での優勝スピーチです。
フェデラーは、ナダルは自分自身をどこまでも成長させてくれる存在だと思っています。
ちなみに、フェデラーの素晴らしき人間関係の源、考えをより知るのに、こちらのフェデラーの過酷なツアーとの戦いを記した本がおすすめです。
ナダルのフェデラーへの言葉
ナダルがフェデラーに関する言葉を述べた時、どのような内容でしょうか。
僕は彼に何回も負けているし、何回も勝っている。僕らの関係は変わらない。
いつでも彼をとても尊敬している。いい友情だ。僕が勝っても負けても、それは変わらないと思うよ
ラファエル・ナダル
「ロジャー・フェデラーがこの素晴らしい試合の勝者に値する。
僕にもチャンスはあったが、ロジャーの方がプレーが良かった。ウィンブルドン2019決勝の幸運を祈る。サポートに感謝したい。ここではいつも最高だ。
また来年会おう!」
ラファエル・ナダル
こちらもナダルはフェデラーのことを本当に尊敬していることが分かります。
本当に相思相愛の関係です。
この言葉ではフェデラーに負けた時にフェデラーのことを讃えた言葉です。
優勝スピーチをする時は、フェデラーの素晴らしさをとにかく伝えるスピーチで、感動ものでした。
テニス界では、このように両者を尊敬し合うストーリーが数多くあります。
ナダルの人間的な偉大さを知ることができ、フェデラー同様過酷に戦ってきた彼の自伝もあります。
超絶スパルタコーチと共に、どんな辛苦を超えてきたのか、涙が出る感動物語です。
2008年のフェデラーとの戦いの思いが、物凄く伝わります。
プライベート
2人は個人的親交も多く、エキシビションマッチを開催しあっています。
マネージャーを通さずお互いで連絡を取り合ったりしています。
エキシビション 半分芝、半分クレーコートの試合!?
2007年、グラスコートとクレーコートをミックスした特製コートで
1回限りのエキシビションマッチが行われました。
会場はナダルの故郷マヨルカ島。
ナダルは、当時クレー72連勝中
フェデラーはウィンブルドン4連覇中、芝48連勝中
2人の試合は大いに盛り上がり、結果はフルセットの大熱戦でナダルが勝利しました。
観客も満員だったようです。
2人はこの試合以外でも、お互いの国に招待してエキシビションマッチを開催しています。
個人で連絡も
公式戦でナダルが棄権しなければならない時がありました。
フェデラーへの配慮で、公式発表よりも先に、フェデラーへ個人的に棄権する旨を連絡したそうです。
直前で申し訳ないと言ったそうです。
これは素晴らしい関係だからできることですね。
まとめ
お互いにとっては本来、キャリアとして色々歴史を塗り替えたいのに、それを一番邪魔する存在の筈です。
しかし、2人にとっては自分を高めてくれる存在で、互いに尊敬する仲の良さが存分に現れていました。
お互いがここまでの成績を残しているのは、尊敬し、切磋琢磨した結果なのでしょう。
そのような人間関係ができれば、最高です。
Tennis Windsでは、『テニス🎾に関わる全ての人々をより幸せに』の理念の元、発信を続けています。是非、他の記事にも遊びに来てみてください。
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