【テニス】スライスショットを打ちたくてたまらなくなる!11の戦法を紹介!

ストローク

こんにちは!テニスの魅力を日々お届け!Tennis Windsです。

『スライスショットがもっと上手くなりたい!』
『もっと戦略的な試合を展開したい!』
『フェデラーかっこいい!』

そう思ったことのある方向けの記事です!今回はスライスショットをどのような場面で打つべきか、11の戦法をご紹介いたします。

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ストローク

最初に思い浮かぶスライスショットはストロークでしょう。どんな場面で有効でしょうか。

ラリーのテンポを戻したい時

対戦相手がハードヒッターの場合は特に有効です。ディフェンスを主軸にしたストロークスタイルですね。しかし、ストロークでのスライスショットは角度をつけることが難しいので、対戦相手よりも走距離は長くなり、ラリーも長くなることは頭に入れて置く必要があります。そのためにも足腰、心肺トレーニングが大切になります。でないと、いずれはこちらが疲労でミスショットをしてしまうことになります。

届かないボールを返球する時

特に両手バックハンドの人にメリットが大きいです。普段から片手バックの方は、普段のショットで力が入らない打点に来たらグリップを変更するだけでOKです。しかし、両手バックハンドは、力が込めやすいメリットがある反面、リーチが短くなり遠くのボールを拾うのには適していません。

スライスであれば、片手で名一杯伸ばせば届かないボールを返球することができます。しかし、遠くのボールをしっかりスライスで返球するにはお尻の筋肉の強化が大切になります。臀部トレーニングを意識して実行してください。

相手の膝を曲げさせて疲労を誘う

こちらは攻撃的なスライスを打つ場合の大きなメリットになります。スライスで深いボールを打つことができれば相手は膝を曲げて打つか、下がってボールを打つか、同じくスライスで返すしか基本できなくなります。

膝を曲げさせれば某テニス漫画で起きた相手の膝へ負担でミスショットが連発される現象が実現します。下がらせれば相手は角度をつけることができないので、次のボールを攻撃するチャンスが生まれます。スライスを打たせて相手のボールが浮いたら更に追加攻撃ができます。攻撃的なスライスを打つ場合は、腕だけで打たず、腰の回転との連動が大切になります。体の遠心力で打つイメージでトライしてみてください。

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アプローチ

ボレーに出る前でのアプローチでスライスを選択するのも、賢いです。理由を以下に述べます。

相手の打点を低くさせる

ストロークでも相手の膝を曲げさせられるメリットをご紹介しましたが、アプローチでも有効です。そして、ボレーで前に出るに当たって一番怖いのは、相手にパッシングショットを打たれて抜かれてしまう事ですよね。相手のパッシングショットを防ぐ上でスライスショットは非常に有効です。

相手がボレーヤーを抜き去るためには打点をなるべく前にする必要があります。パッシングは角度の精度が要求されるので、後方では余程の技術が無いと打てません。

スライスをパッシングで抜き去るためには、お尻を思いっきり踏ん張って、腕と手首を効率的に使わないと打てません。ボレーに出る側からすると、相手の上半身と下半身、両方に負担を掛けさせることができます。

相手に緊張を与えられる

自分に時間を作れるということは、相手にも時間を作らせることになります。しかし、ストロークと違い前に出ているので、相手は甘いショットを打ったら一発で決められてしまう状態です。相手に敢えて時間を与えることで、相手が返球のプレッシャーを感じる時間を長くでき、神経をすり減らすことができます。

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サーブ

スライスサーブは、多くのトッププロが採用しているとても有効なショットです。どんな時に有効でしょうか。

相手のバックハンドを狙う

これは、対戦相手が自分と逆の利き手だった時に使う戦術です。左利きが有利と言われる大きな要因の一つです。テニスはフォアハンドよりバックハンドが苦手な方が多いです。

それが外に切れていくので面の真ん中に当てる難易度が高く、相手の甘いリターン返球を誘い出せます。仮に利き腕は同じでも球威に自信のある方は相手のフォアハンドを狙ってもOKだと思います。リターンからすると食い込まれる形になるので、これもまた返しにくいサーブになります。

サーブ&ボレーに使う

特に右利きでいうとデュースサイド、左利きではアドサイドで有効です。外に逃げるボールで相手を外に追いやること、片方のサイドにスペースができます。

自分が2球目を打つ際、ストロークでは簡単に相手に追いつかれますが、ボレーに出ていれば球威がそこまで無くとも決めることが可能です。また、相手は必死に逆サイドのカバーに回っているので、逆を突く戦略も有効です。

ロブ

スライスはロブにも使えます。滞空時間が長いので、その分打ち込まれるリスクも高まるので、不用意に使うことはおすすめしませんが、ここぞという時に打つと有効です。

ダブルスでの使い方

相手が平行陣で攻めてきた場合、前衛の後ろにスライスロブを打つと有効です。その場合相手の後衛がフォローする形になり陣形を崩すことができます。

勿論スピンロブで抜ければ有それに越したことは無いですが、ダブルスではテンポが早いので、スピンロブが打ちやすい場面は多くないでしょう。スライスロブはどんな時でも使えるので、応用が効きます。

シングルスでの使い方

シングルスだとメリットは少なめのショットかもしれないですね。相手が強打して前に詰めてきた時にスピンを打つ余裕が無い場合、パッシングに自信が無い場合、相手がスマッシュを苦手としている場合、有効打になります。

風が強い日は有効です。スライスロブは滞空時間が長くなるので、風の強い日に打つと空中でボールの軌道が変化するので、相手がミスショットをする可能性が高くなります。

自分のボールが軌道変化してアウトになっては元も子もないので、センター寄りに打てばどちらかのサイドに勝手にボールが変化球のごとく落下してくれます。

またストロークは、腰を回転させて打つので、上達のためには、怪我の予防、柔軟UPも
近道になります。下記、併せてご覧ください。

リターン

リターンでもスライスは有効です。
プロの試合でもよく使われています。

ビッグサーバー対策

フェデラーがビッグサーバー相手によく使っている返球です。ビッグサーバーにとって自分が打ち込んだ渾身のショットがスライスで当たり前のように返球されると精神的に辛いでしょう。

スライスで返球すれば前述の通り、ボールが跳ねにくいので、第3のショットで攻め切れない展開を作り、ラリーに持ち込むことができます。ビッグサーバーが一番嫌がるのは、ラリーに持ち込まれることだと思います。

リターンでボレーに出る時

逆に相手のサーブがそこまで強力ではないときや、セカンドサーブでプレッシャーをかける時に有効です。リターンの場合は相手のサーブの出方次第で展開が変化しやすいため、スピン、フラットショットで前に出ようとすると、ネットしたり振り遅れてしまうことがあります。

スライスリターンを使えば、そのようなリスクは少ないので使う価値ありです。

また、リターンで前に出ることは相手にプレッシャーを与え、サーブの調子を崩してくれることもあります。前で構えれば相手の遠近感を狂わせることだってできます。

まとめ

スライスショットはどんな場面であれ、シングルスであれダブルスであれ、使いこなすととても有利に試合を進めることができます。

トッププロの中でも、バックハンドはほとんどスライスしか打たない、といった選手もいるほどです。スライスを打つときは、この場面場面で有効な選択ができるようとにかく練習あるのみ!是非今回のことを意識して使ってくださると嬉しいです!

Tennis Windsでは、『テニス🎾に関わる全ての人々をより幸せに』の理念の元、発信を続けています。是非、他の記事にも遊びに来てみてください。

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