こんにちは!テニスの魅力を日々お届け!Tennis Windsです。
『トスが安定しないからサーブも安定しない。。』
『フェデラーのようなトスを上げたい!』
『サーブのやり直しが多くて相手に申し訳ない』
そのような方向けの記事です。
今回はサーブのトスを安定させる方法、そのメリットをご紹介します。
トスの重要性
トスの安定を高めるメリットを3つお伝え致します。
サーブのタメがスムーズに
力強いサーブは下半身のバネを使う必要があります。
そのためにはタメを作る必要があります。トスが安定すると、ボールを上げると同時にタメを作る、このルーティーンのリズムが掴みやすくなります。
ただ、トスを上げている間に下半身の軸をブラさないようにしましょう。
下半身が動きながらではトスは安定しません。会う程度腕が上に上がり、軌道が安定したタイミングに合わせてタメを作ります。
最初はリズムが掴みにくいかもしれませんが、意識して反復すると慣れてきます。
体重が乗せやすい
トスは体の少し前に上げるイメージです。
ここから下半身のタメをスムーズに作ると、ボールを打つときに自然に前にジャンプすることができます。
結果、非力の方でもボールに厚くパワーを伝えることができます。膝を曲げられない方に対しても、オススメです。
メンタルも安定する
極端な話、99%入るサーブを会得していれば、サーブゲームのメンタルは必ず強くなると言って良いでしょう。
それに近いサーブを手にいれるには、安定したトスが必要不可欠です。
サーブが安定すれば自信が増し、練習、試合全体にも良い影響を及ぼします。
安定させるコツ
メリットをお伝えした上で、トスの具体的な安定させ方をお伝えします。
手首を固定する
手首を固定する、これはサーブを打つ瞬間、ボレーなど、非常に応用の効く大切な観点です。
手首を曲げる癖がつくと、故障もしやすくなります。ストローク以外は基本的に動かさない方が良いです。トスも例外ではありません。
腕を曲げない
手首が固定されていても、腕全体の動かし方がブレるとトスは安定しません。
腕を曲げる動作が入ると、肘の角度の調整までしないといけないため、余計な動作が入ってしまいます。
腕は無理しない程度に伸ばしたまま、振り子のように上げる、
が鉄則です。
逆の腕でバランスを取る
テニスはバランス競技と言っても過言ではありません。
プロ選手達は間違いなく、バランス感覚を養うトレーニングを取り入れています。実はトスもバランス感覚が大切です。
トスを上げている途中は、もう片方の腕を弓を引くイメージで引きます。
これによって体幹の軸を固定することができます。プロ選手のトスの瞬間、本当に弓を引くように腕を引いています。
指を動かさない
トスを安定させるにはボールに回転をなるべく与えないようにしなくてはいけません。
指でクッ上げようとせず、腕全体で持ち上げるようにトスを上げてください。
世界の、トスが綺麗なプロ選手
トスが特に上手なプロ選手を紹介します。是非、動画などで研究してみる価値のある選手です。
ロジャー・フェデラー(スイス)
テニス界のレジェンド。
まさに神が生み出したテニスに愛され、テニスをこよなく愛する男。そして彼のフォームの綺麗さは正に芸術。強烈なサーブには彼のトスの素晴らしい安定感です。
リュカ・プイユ(フランス)
もしかしたらご存知なかった方もいるかもしれません。
この選手も、非常に美しく、精度の高いサーブを繰り出します。トスも体の中央にとても綺麗に上げることができます。
錦織圭も一時、プイユのサーブを参考にして取り入れていた時期もある程です。
マディソン・キーズ(アメリカ)
女子テニス界の中でも圧倒的なサーブキープ率を誇る、ビッグサーバー。身長も178cmと、女子世界クラスを基準に考えると、超高身長という訳ではありません。
彼女も体の中心に正確にトスを上げることができ、安定して弾丸サーブを打ち込み続けることができます。
また、サーブを強化していくためには、
肩を怪我しないこと、柔軟を鍛えるのは必須と言って良いでしょう。
肩の怪我対策・柔軟力UP記事
→【テニス】絶対に知っておきたい肩の痛み怪我知識、対策方法を紹介します
まとめ
トスの安定はメンタルの安定にも繋がります。
自分のサーブに自信が持てます。トスだけであれば錦織圭を超えられるかもしれません!
是非、腕の動きを滑らかにし、自分のサーブゲームを優位に進められるようになるよう、心からお祈りしています。
Tennis Windsでは、『テニス🎾に関わる全ての人々をより幸せに』の理念の元、発信を続けています。是非、他の記事にも遊びに来てみてください。
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