【テニス】シングルスのプレイスタイルの名前と詳細を一覧で紹介します

シングルス

こんにちは!テニスの魅力を日々お届け!Tennis Windsです。

『オールラウンダーとか、聞くけど、プレイスタイルにはどんなものがあるの?』
『シングルスが上手くなりたい!』
『自分のプレイスタイルが中々決まらない。。』

そう、思われた事のある方、いらっしゃいませんか?今回はシングルスで用いられる、プレイスタイルの一覧をお届けします。自分がどのプレイスタイルを目指すか!今のプレイスタイルはどうなcsのか、あのプレイスタイルはこういう意味だったのか!と分かるようになっています。

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オールラウンダー

オールラウンダーは全てのプレイスタイルを満遍なくこなせる、いわば万能型の選手です。

ストロークで粘る、攻める、ボレーに出る、場面によって、対戦相手によって柔軟に対応できるテニススタイル。全てのショットを一定以上に高める必要があるため、センスも大きく求められるプレイスタイル。

代表的な選手

ロジャー・フェデラー🇨🇭

その優雅なテニスから繰り出されるショットは正に芸術。様々な歴代No.1の記録を繰り出す、レジェンド中のレジェンド。彼はサーブアンドボレー主体の世代にプロ入りを果たし、ストローかー主体の今でも世界4位以内に常にいます。変化に対応できる強さがまた魅力。

関連記事:何故、フェデラーは年齢を超越したテニスができるのか?

手塚国光🇯🇵

そもそも対戦相手のボールを全てアウトに出したり、跳ねないサーブを打てますので最早プレイスタイルの概念をぶち壊しています。が、一応オールラウンダーということになっているらしいです。

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カウンターパンチャー

ストローカーです。ベースライン後方でラリーを繋げ、相手のミスを誘う安定感重視のテニス。対戦相手からすると、中々ミスしてくれないので、根気を強いられます。このスタイルはラリーが長くなりやすいため、強靭な足腰、体力が求められます。

代表的な選手

ノバク・ジョコビッチ🇷🇸

諸々の歴代1位の記録を持っている、テニス界屈指の名選手。BIG3と呼ばれる歴代TOP3の成績を収める。他の2人と異なるのが、体格が非常に細いという点です。しかし、その絞られた体型と柔軟な体から、どんな体制からでも力強い安定したショットを打ち続けることが出来る。テニスはボールを1球多く相手コートに返せば良い、というテニス理論の究極とも言える選手です。

レイトン・ヒューイット🇦🇺

サーブアンドボレースタイルから、ストローク主体の現代への過渡期の世代でNo.1の座を手に入れたオーストラリアのレジェンド。大ぶりなフォームからとにかく粘るプレイスタイルは多くのファンを魅了しました。

不二周助🇯🇵

相手のボールを全てネットかけたり、スマッシュを辻斬りフォームで返してしまうので、最早プレイスタイルも何も無いのですが、カウンターパンチャーに分類されるらしいです。

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アグレッシブベースライナー

カウンターパンチャーと同じくストローク主体のプレイスタイルです。ただ、こちらは相手のショットの力を利用するよりも、自分からボールを強打します。ガンガン優位のストロークを打ち続ける、エースを狙いに行く。その分ミスも増えやすいですが、同時に相手のミスも狙え、カウンターパンチャーよりストローク回数は短くなる傾向にあります。

代表的な選手

錦織圭🇯🇵

彼が世界TOP10入りを果たせたのは、このプレイスタイルをマイケル・チャン、ダンテ・ボッティーニと共に作り上げたからと言っても良いでしょう。ベースライン上で下がらず、ガンガンコートの中に入り相手の時間を奪う。ただ、普通同じことをしようとしたらミスが多発するので、本当にセンスが要求される高等テクニック。

ドミニク・ティーム🇦🇹

ほぼ全てのボールに全力を出す。なのに怪我が少ないとても頑丈な選手。この豪快さから日本にもファンが多い。またフォアはトップスピン、バックはフラットorスライス主体なので、対戦相手としてもやりにくい。日本の西岡良仁選手が上位にいけるのも、左右に全く違う球種のボールを打つのが、とてもやりにくいためと言われています。

河村隆🇯🇵

相手のガットを突き破るので、アグレッシブにもほどがありますが、一応アグレッシブベースライナー。

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サーブアンドボレーヤー

言葉の通り、サーブをしたらそのまま前に出てボレーに出るスタイルです。

このような選手はリターンでも果敢にボレーに出る人が多いです。ボレーをとにかく多用してポイントを取ります。

近年では選手の身体能力の向上、テニスラケット性能の向上により、やや不利とされがちです。が、男なら憧れるプレイスタイルなのでは無いでしょうか。女性には少ないプレイスタイルです。強力なサーブで相手から優位を奪うことが前提のショットなので、サーブ力が必須。

代表的な選手

ピート・サンプラス🇺🇸

生粋のサーブアンドボレーヤーとしては、歴代最強の成績を収めるテニス界の伝説。BIG3が出てくる前のグランドスラム最多優勝者であり、ウィンブルドンではフェデラーが出てくる前の歴代最多優勝者。

ミーシャ・ズべレフ🇩🇪

今のテニス世代で、唯一に近いATP世界ツアー常連で戦うサーブアンドボレーヤー。ほぼ全てのプレーでネットに行く。しかも左利きという非常に希少性の高い選手で、それだけに根強いファンも多い。弟は、アレクサンダー・ズべレフ。

菊丸英二🇯🇵

分身したり、最早プレイスタイルも何も無いのですが、一応サーブアンドボレーヤーに分類されるそうです。

他、特有ワード

日本特有の言葉でバコラー 、シコラーという造語があります。バコラーとにかくバコる、強打する。シコラーはとにかくシツこくラリーを繋げる。

これはテニス特有の用語で、テニスをしていない人からすると、違うことを想像しそうな言葉ですが、ユニークで面白い言葉だと思います。

まとめ

シングルス、実に奥が深いですね。スピードテニスの現在、よりストローク力のアップが望まれています。シングルスでは顕著です。

トッププロの世界でも、上位の選手はストローかーかオールラウンダーが独占しています。でも、サンプラス達が今のラケットとトレーニング環境を手に入れたら、一体どれくらいまでいけるのか見てみたいものです。

Tennis Windsでは、『テニス🎾に関わる全ての人々をより幸せに』の理念の元、発信を続けています。是非、他の記事にも遊びに来てみてください。

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