こんにちは!テニスの魅力を日々お届け!Tennis Windsです。
ミックスダブルス戦術、戦略記事です。
『女性ばかり狙うなんてフェアじゃない!』
『女性ばかり狙ってくるペア、なんなの!』
『狙われていると感じると緊張してしまう』
そのような方向けの記事です。
テニスコーチをしていて、実際に指導して、本当に女性狙いを回避するのに効果的だったことを3つ厳選して紹介します。
明らかに良いダブルスに変わったので、是非、試してみて欲しいです。
女性ばかり狙うペアに、狙うな、と相手に言葉で言う訳にはいきません。
相手も嫌がらせではなく、勝つために行っている行為です。相手もお金を払っているのですからね。
でも、もどかしいですよね。
これからお伝えする内容は、
超実践的です。練習の価値、十分にあります。
最初の2つは、そもそも前段階で女性狙いを簡単にさせない方法で、ラストが女性狙いの展開になった時の対処法になります。
リターン対策
相手のサーブが男性だった時の対処法です。順を追って説明します。
リターンの位置
お勧めは、
・ペアの女性はヂュースサイドでリターン
・相手の男性サーブが左利きだったらアドサイドでリターン
してもらうことです。
ミックスダブルスでは自分たちがされたら嫌なことをそっくり返すことが本当に有効です。
女性は、リターンで、時に当てるだけのスライスストレートロブを織り交ぜてみてください。
男性のファーストサーブではコントロールが難しいので、セカンドに的を絞っても良いかもです。これは相手男性のサーブ力で見極めましょう。
この展開に持ち込む大きなメリットを詳しく説明します。
メリット
リターンのスライスロブを相手男性のバックハンド、またはバックボレーで打たせることができる
これをさせることができるのがメリットです。
緩い球をバックで強く打つのって、本当に技術がいるんですよね。
つまり、相手にリスクの高いボールを打たせることができるのです。
バックボレーでしたら、そんなに強い球は返せない方が多いです。
男性が力の入れにくい所にコントロールして、強くないボールを打たせる。これが鉄則です。
男性の役割
また、男性はペアの女性がストレートロブを上げたら、少し下がって守備の体制に入りましょう。
この時、相手のコートは男性はロブを追いかけて、元々いたサイドがガラ空きになっているか、女性が頑張ってカバーに向かっているところです。
ここで、そのサイドを狙いたくなるでしょう。でも、
敢えて女性と男性の真ん中を狙うのです。
このタイミングだと、女性も男性も重心が外側に傾いているので、凄い決まりやすいです。
また、拾われることも想定して、打った直後はすぐに前に詰めてください。
これで、自分のペアの女性が、リターンの時のポイント奪取率を上げることができるのです。
サーブ対策
自分たちが女性サーブで、相手リターンが男性だった時の対策法です。
サーブが苦手な方でも使える方法です。男女のコンビネーションがものを言います。
サーブの球種
女性は、相手男性に対して、スライスサーブを出来るだけ活用することです。
ただスライスサーブを打てば良い訳ではありません。大事なのは、
ネットより高い打点で打たせない
ことです。なので、背が低くても全く問題ありません。
でもそれが簡単にできれば苦労しないですよね?
コツをお伝えします。
コツは、相手が右利きの場合、デュースサイドはワイドに、アドサイドはセンターに打って、
相手のフォアハンドに対して、外に逃げるような弾道を打つのです。
こうすると、相手はボールを追いかけながら、持ち上げるショットを打つしかなくなり、強いリターンを打つことができません。
無理矢理打ってくれたら、勝手にミスってくれます。たまに決められても、トータルのポイント摂取率で勝てば良いのです。
男性も、これ相手女性にやられたら凄い嫌ですよね?リターンしにくいです。
それをこちらから先に仕掛けるのです。
前衛の男性の役割
そして、男性側も重要な役割があります。
それは前衛で立っているだけではなくて、
ポーチに出る素振り、フェイントをこまめに見せる
ことです。
相手は強打できないスライスサーブが来る上に、相手男性前衛がポーチに来るかも、というプレッシャーを感じます。
これで、打てるコースを更に限定させるのです。
どうですか、自分がリターンする立場だったら、凄い嫌じゃないですか?
一点注意がありまして、ワイドサーブの場合は相手にストレートを抜かれる可能性があるので、前衛の男性は、フェイントをしたら、直ぐにストレートケアをするようにしてください。
女子ダブルスとミックスダブルスでは、ストレートで抜かれる、というポイントの比率が高まる傾向がありますので、そのパターンでのポイント献上しないようにしましょう。
相手のリターンが調子づいてしまう可能性もあるからです。
ペアの女性が前衛の時
女性狙いと言われて、一番感じるのは、前衛の女性ペアが狙われて、自分は立っているしかない、という、この何もできない感ですよね?分かりますとも。
しかも女性がセンターライン付近のポジションでローボレー、ミドルボレーを強いられていたら、厳しいです。
ここは女性の踏ん張りどころです。方法は2つ
相手後衛が女性だった場合
こっちも後衛の女性にボールをゆったり打ち、がん詰めする、です。
ボレスト勝負に持ち込み、普通のリターンが来たらハイボレーで叩きます。
こちらがガン詰したことで、相手女性はロブに切り替えるかもしれません。その浮いたボールを男性が叩くのです。
相手後衛が男子だった場合
ゆったり後衛に打ったら、恐らくぶっ叩かれます。
自分(女性)がセンターラインにいて、相手女性は前にいる、後衛は男性。
さあ、どうしましょう?
既に不利な展開になっているので、せめてラリーをイーブンにしたいです。
さあどこに打つのが良いでしょうか。
答えは、
スライスボレーを相手後衛の男性の手前に落とす、浅いボールを打つ、
です。
これで相手男性にアプローチをさせて、相手を平行陣にさせましょう。
相手男性は、こちらが打った浅いスライスボレーを強打してアプローチはほぼできないです。
これは最初に説明した、スライスサーブを駆使するのと同じ原理です。
この展開になると、後衛のペアの男性が普通にストロークを打てるようになります。
女性自身は元々、センターライン上でいるので、これで雁行陣の形になります。
はい、雁行陣vs並行陣の普通のダブルスの戦いにするのです。
そして、男性はセンターに打ってペアを見合いにするか、女性の後ろにロブを打つのです。
これで陣形を崩して、今度はこちらが攻めの番になれます。
相手の女性狙い、これにて解消です。
まとめ
ミックスダブルスで女性ばかり狙う相手に勝つ戦術・戦略を厳選して3つお伝えしました。
これは・・・!戦略と意識次第で、攻略できるのではないか、と希望が見えたのではないでしょうか。
実際、これらの戦略は上級者レベルでも本当によく使われている戦術です。
是非、ものにして、ミックスダブルスで高い戦績を残せるようになることをお祈りしています。
Tennis Windsでは、『テニス🎾に関わる全ての人々をより幸せに』の理念の元、発信を続けています。是非、他の記事にも遊びに来てみてください。
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