こんにちは!テニスの魅力を日々お届け!Tennis Windsです。
『サーブのスピードをもっと上げたい』
『サービスエースを打ってみたい!』
『日本のビッグサーバーってどれくらいのスピード?』
そのような方向けの記事です。
今回はサーブのスピードを上げるためにするべき4つのポイントをお伝えします。
下半身の筋肉・タメ
テニスは全てのショットのパワーの源は下半身からの運動連鎖です。
サーブだと特にタメをしっかり作るため、筋肉トレーニングの差が非常に出やすいです。
どこの筋肉が大切でしょうか。改めて確認します。
ふくらはぎ
これは蹴る動作で使う筋肉の代表でしょう。
ここの筋肉は自宅でも簡単に鍛えることができます。
・直立に立ってつま先立ちをする
・そしてそれを下ろす
これだけでも十分鍛えられます。楽になったらダンベルや重りを持って行うと良いでしょう。
同時に握力も鍛えられて一石二鳥です。
膝周りの筋肉
ここの筋肉はスクワットが最適化と思います。
どのタイプのスクワットでも膝周りの筋肉は使いますので、ノーマルスクワットでも十分効果が期待できます。
こちらを鍛えると足の筋持久力や、膝の怪我を予防することができます。
すねの筋肉
前脛骨筋という筋肉で、テニスをされたことのある方はここの疲労が無視できないですよね。
疲労が溜まると攣りやすい所で、サーブの着地の際に主に耐える筋肉です。サーブ後の次の動作をスムーズにするためにも大切な筋肉です。
これも自宅で簡単に行える方法があります。ふくらはぎはつま先立ちでした。
こちらではかかと立ちをします。つま先立ちとは違い、そのまま耐えるのは至難ですので、小刻みに前に歩いてください。実感できると思います。かかとが痛いときは靴下着用で行いましょう。
これらの筋肉がしっかりすると、怪我の防止にも繋がります。
怪我防止についてはこちらの
「これをすれば、貴方の膝は安心!テニスで膝の怪我を無くす、5つの方法」
で紹介しています。
ムチのような腕のしなり
野球選手上がりの方がテニスをすると速いサーブを打てる人が多いのは、投球のスピードアップとサーブのスピードアップが同じ原理だからです。
野球のピッチャーの投球の瞬間は右利きですと図のように肘が先に上にきて、そこからムチのように腕が付いてきています。
テニスのサーブはこれと全く同じ動きを斜め上に向かって動かすイメージで打ってみて下さい。
矯正直後はフレームに当たったり、滅茶苦茶な方にボールが飛ぶこともあると思います。
が、正しいフォームに変えた時はほとんどの人が通る道なので、自分の打ちやすい打ち方に戻らないように、ここは耐えて下さい!
一度壁を突破したら、
『サーブが苦手』
から
『サーブは任せろ』
となることだって可能です!
肩の筋肉
テニスサーブ向上に必要な肩の筋肉はどのような筋肉でしょうか。
(肩にも色々な役割があります)ざっくり申し上げますと素早く上に上げる動作に使う筋肉です。
サーブはゆっくり上に持ち上げる動作や、上からした下ろす筋肉ははっきり言ってほぼ必要ないです。
そこの筋肉が大きくなってしまうと肩の可動域が減ってしまい、むしろマイナスになることもあります。
ジムでトレーニングする際は、トレーナーに協力してもらって上げる動作は自分で、下ろす時はトレーナーに下ろしてもらう、が理想です。
トレーナーをつけることが厳しかったりと、
自分1人でトレーニングを行う場合は下ろす時はなるべく耐えないように、
脱力して下に落とせるようにしたら効率的なサーブ用肩トレーニングを行うことができます。
また、サーブを強化していくためには、
肩を怪我しないこと、柔軟を鍛えるのは必須と言って良いでしょう。
肩の怪我対策・柔軟力UP記事
→【テニス】絶対に知っておきたい肩の痛み怪我知識、対策方法を紹介します
プロネーションでフラットサーブ
プロネーションは手首を返すのではなく、手首を横に捻る動きです。
プロネーションができていると頭上で手首を返すだけでサーブはネットを超えることができます。
立ったままラケットを上に置いておいて手首だけで山なりにネットを超えるか試してみてください。
超えなければ上達のために動かし方を変える必要があります。
日本記録
最後に日本人最速クラスサーバー達のご紹介です。外国人のような盛り盛りの体格、筋肉で無くとも200km/hを超えられることを証明してくれています。
松岡修造 自己最速約220km/h
錦織圭が出てくるまで、日本で唯一のツアー優勝者。
グランドスラムベスト8進出者。本人自体が楽しい人過ぎるため、忘れてしまいそうですが(笑)。
彼のその成績は日本人では珍しい世界水準でビッグサーブの選手でした。
錦織圭 自己最速約200km/h
サーブが苦手、サーブが課題、と言われていますが、それは『世界1位になるためには』目線です。
彼は190km/hレベルのサーブをガンガン打ち込んでいます。
日本人目線だったらウルトラ超ビッグサーバーです。
添田豪 自己最速 222km/h
全豪オープンで記録した最速サーブです。
サーブ一つで見たら、錦織選手以上だと個人的には思っています。
2012年アトランタで実際に錦織選手に勝利を挙げています。
まとめ
サーブの速度を上げるために必要なものを4つ紹介致しました。
今サーブの速度が仮に遅くなったとしても、トレーニングとフォーム改善でスピードを上げることができたり、より鋭い回転を加えたサーブが打てるようになります。
サーブは全てのポイントの1/2で最初に打つショットです。レベルが上がれば、それでどれだけ試合の勝率が劇的に上がることでしょう。一緒に自信を持って怪我なく、速球サーブを打ち込んで行きましょう!
Tennis Windsでは、『テニス🎾に関わる全ての人々をより幸せに』の理念の元、発信を続けています。是非、他の記事にも遊びに来てみてください。
コメント