こんにちは!テニスの魅力を日々お届け!Tennis Windsです。
『スポーツの歴史を知ってみたい』
『昔は錦織圭レベルの選手がいた!?』
『テニスの豆知識を知っておきたい』
そのような方に向けた、テニスの世界の歴史、ラケットの歴史、日本人スター選手の歴史を細かく解説致します。
テニスの始まり
実はテニスが、いつスタートしたか明確な年はまだわかりません。各説あります。
数千年前からテニスの元となるスポーツ・遊びが古代ギリシャで行われていたとテニス関係者内で有力です。
12世紀:フランスで既にテニスのようなゲームがスタートしていました。
フランス王室のゲームとして、とても人気もあったようです。
16世紀まで:ラケット、ボールの改良が進められました。イギリスやイタリアでも広まり、イギリスの国王は宮殿にテニスコートを建設しました。(そのコートは一度作りかえられましたが、今でも同じ場所でテニスが親しまれています。)
1874年:アメリカにもテニスが持ち込まれ、アメリカ国内で大会が開かれるようになりました。
テニスが世界的なものに
1877年:ウィンブルドンにて世界初の世界選手権大会が開かれました。当時の出場者はたった22名だったとのこと。
1887年:全米オープンの前身である、アメリカ国内限定でのチャンピオンシップ大会が導入されました。
1905年:オーストラリアンオープンが開催。
1912年:国際的なテニス連盟ILTFが誕生しました。この組織は全豪オープン、全仏オープン、ウィンブルドン、全米オープンを運営する目的で作られました。しかし、まだ国内のみの開催の大会が多い。またこの時点では、プロと呼ばれる人々のみの参加でした。
1967年:ウィンブルドンでプロ・アマ問わずの大会が試行される。
1968年:オープン化。(プロ・アマ問わず、全ての人が参加できるようになったテニスの歴史で本当に大きな出来事。)
1969年:オープン化以降、ロッドレーバーが1年で4大大会全てに優勝する
1989年:現在のマスターズ1000の前身のツアー大会『スーパーナイン』の誕生
2004年:ロジャーフェデラーが13大会連続決勝進出、オープン化以降最高の記録を成し遂げる
2005年:ノーアドルール、ダブルスファイナルセット、スーパータイブレークの導入
2007年:ラファエル・ナダル、クレーコート81連勝を達成
2018年:ノバク・ジョコビッチが全てのマスターズ1000、9大会優勝を達成する(キャリア・ゴールデン・マスターズ)
本当に、本当に長い歴史を持っていることがわかります。この長い歴史を考えると、将来BIG3を超える選手も、もしかしたら意外と早く出てくるかも?
ラケットの歴史
テニスの歴史において、外せないのはラケットの歴史です。
1967年まで:懐かしく感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。図のような木製のラケットでした。面が小さいのは、ガットの締め付けに、木製は耐え難かったからでしょう。
1967年:ウィルソン社が初めての金属ラケットを導入し、ウッドラケットからの移行が始まりました。
1975年:アルミニウムラケットが使われ始める
1976年:テニス史上最初のグラファイトラケット(炭素構造の今でも使われている素材)が導入。
1980年:木製ラケットが時代遅れと囁かれ、数々のメーカーがグラファイトラケットに。
1981年~2020年:グラファイトラケットに様々な工夫を。各メーカーが今尚、イノベーションを加えている。
次はグラファイトラケットが古いと言われ始める時代が来るのかもしれませんね。
関連記事:テニスラケットって何の素材でできている?徹底解剖します!
日本人が塗り替えた歴史
ここまでの世界の歴史を説明してきました。最後に日本人の偉業を紹介致します。
佐藤次郎
オープン化前まで入れると、彼が今でも日本男子歴代最高の成績を納めています。
1933年:全仏・ウィンブルドン連続ベスト4進出
1933年度:世界ランキング3位
彼は病気を発生してしまい、当時の大日本帝国に貢献できない自分を恥じ、弱冠26才で自殺しました。今の日本では考えられない時代です。
当時のグランドスラムは人数が少なかったので、錦織圭と単純に比較するのは難しいと思います。
錦織圭
2008年、当時18才になったばかりの日本人少年が、まさかいきなりツアー優勝を果たすなんて誰が想像したでしょうか?彼が塗り替えた歴史は、次は一体誰が達成するのか・・・!
2014年全米オープン準優勝、日本男子シングルス唯一の4大大会ファイナリスト。
関連記事:錦織圭が1位!?テニスの色々な歴代ランキングまとめ
大坂なおみ
錦織圭がグランドスラム達成をしてくれる。日本国民が皆期待を寄せる中、まさか21才の女子選手が先にやってのけるとは、、一体誰が想像したでしょうか?まだまだ20代前半の彼女ですが、様々な新記録をこれからも期待したいです。
日本人男女を通じ、初のグランドスラム優勝、世界ランキング1位を達成。
まとめ
今、街を歩けばテニスコートがすぐそこにあります。
そんなコートにも、様々な歴史が存在しています。作ったメーカーの歴史、ヨーロッパから始まり、今ここにあること。そこに今テニスコートがあることが偶然であり、奇跡のようなものです。
このように歴史を知ることで、今まで同じ景色だったものが違って見えることもあります。他にも、楽しいテニスの豆知識を掲載していますので、是非ご覧いただければ幸いです。
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