こんにちは!テニスの魅力を日々お届け!Tennis Windsです。
・フェデラー大好き
・40近くで世界TOPクラスにいるって、おかしい、、、
そのような方向けの記事です。
10年、20年前のテニス界は30歳近くになると引退、それが普通でした。そのため、TOP選手のほとんどが20代でした。
しかし、ロジャー・フェデラーは、36歳で世界ランキング1位になり、39歳でも世界4位をキープ。途中怪我があっても必ず復活します。
何故、彼はこれだけ長く大きな怪我をしないのでしょうか。
怪我対処への役に立つ部分を厳選して紹介致します。
バランス感覚
様々なテニス雑誌には、フェデラーのフォームを細切れにしてお届けしている紙面があります。何故、取り上げられるかというと、基本に忠実、そして一般プレイヤーでも真似できる理想的なフォームで打てているからです。
フォアもバックも、サーブもボレーも、彼は必ず軸がまっすぐでボールを最後まで見ています。重心がブレないことで、負荷を分散させることができるため、怪我が少ないと考えられます。
重心でバランスを取るトレーニングをテレビを見ながら行ってみる等、できると良いかもしれませんね。片足立ちで耐えるだけでも十分に効果が期待できます。
休み方が上手い
上手いです。
フェデラーは30後半になったら、クレーコートのシーズンを全てスキップしました。
クレーコートは球足が遅いので、ラリーが長く続きやすい。彼は球足の速いコートで自分の得意領域でテニスをすることを選択し、シーズンを乗り越えました。
休みの期間は登山をするなど、趣味を楽しんで気分転換をしていました。
そして、数年後彼はクレーコートに戻ってきました。彼は休養期間中にボレーを用いた短期ポイントのパターンを編み出していました。これでクレーコートでも体力が続くようにプレースタイルを進化させてきたのです。
テニスで中々試合に勝てなくなった、痛みや怪我がある。こう言った場合は、思い切って休むのも大事だ、と教えてくれています。その間に、気分をリフレッシュ、そして怪我の治癒に集中することができます。
長いラリーもスライスで負担減
フェデラーはスライスが非常に上手い選手で有名です。
コンパクトなテイクバックから楽にラケットを降ろしているだけです。足への負担が軽いショットでしょう。
しかし、相手はフェデラーの鋭いスライスを持ち上げるために足腰を使わされます。
相手を疲れさせて、自分は楽に打つ、長いラリーになる時は、この展開に持ち込むことが上手いのです。
日本人の年配アマチュア選手で長いトーナメントを勝ち上がり続けるような選手は、スライスが上手な選手がほとんどです。足の負担を減らすためにも、スライスの精度を向上させてみてはいかがでしょうか。
サーブ力を鍛える
ポイントを短く終える選手で共通しているのは、ズバリ「サーブ」が得意なことです。
世界TOP100で年長の選手は、ほとんどの場合はサーブを強烈な武器としています。
イボ・カルロビッチ、フェリシアーノ・ロペスはサーブを得意とする選手です。彼らも40近くになってもトップレベルの選手としてツアーに残り続けています。
彼らトッププロレベルでなくとも、アマチュアの世界でも同じことが言えるでしょう。
サーブは年を取っても、鍛え方次第で、何試合でも強く撃ち続けることができます。(ストロークやボレーのような俊敏性や反射神経が求められるものには限界があります。)
試合の半分は自分のサーブから始まります。大会に出られる年長の方は、特にサーブ力を優先して鍛えると良いでしょう。
テニスを愛する心
フェデラーには下の2つの名言があります。
結果は気にしない、どうプレーしたかが大事だという選手もいるが、僕には内容よりも結果の方が大切だ。
ロジャー・フェデラー
怪我を言い訳にしない、年齢を言い訳にしない。勝つという結果を手に入れるために、どうするべきか、常に最適なプレイスタイルを追求し続けているのでしょう。
怪我との向き合い方も、結果を出す上での要素にすぎないのでしょう。
自分がこんなにテニスが好きだとは思わなかった
ロジャー・フェデラー
30後半で怪我から復帰した時に残した言葉です。
彼はテニスをしている時は、アドレナリン全開なのでしょう。
アドレナリン放出中は体は疲れを感じにくいです。彼はその域に達しているのでしょう。
そしてその分、後で疲労感がどっと出てくる。その時は、しっかり休む。
このメリハリがはっきりしているのでしょう。
まとめ
フェデラーの怪我が少ない理由をお伝えしました。
彼は、年を取っても、技術を向上させやすい所に焦点を当てて、効率よくテニスと向き合っていることが分かりました。まとめますと、
・サーブ力の強化 → 短いポイント
・スライスの強化 → 膝への負担が少ない
・バランスの強化 → 負荷の分散
・テニス愛、休む時は休む
です。
怪我が多くてお悩みの方、それなりに年齢を重ねたからケアをしないと行けない方。
是非普段の練習でこれらを今まで以上に意識してみてはいかがでしょうか。
Tennis Windsでは、『テニス🎾に関わる全ての人々をより幸せに』の理念の元、発信を続けています。是非、他の記事にも遊びに来てみてください。
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