【テニス】爆裂片手バックハンドで世界を魅了、ティーム(ティエム)を紹介

プロテニス

こんにちは!テニスの魅力を日々お届け!Tennis Windsです。

『ティーム推し・大好き』
『爆裂片手バックハンドに魅了される』
『成功したアスリートの長い苦悩も知ってみたい』

そのような方向けの記事です。

2020年、27歳で遂に全米オープン優勝を果たした、大人気選手、ドミニク・ティームの凄さ、魅力に迫ります。ティーム(ティエム)という選手、人間がもっと好きになること間違いなしです!

スポンサーリンク

プロフィール・実績

まずは、ティームのプロフィールを振り返ります。

ドミニク・ティーム

生年月日1987年5月15日
身長185cm
利き腕
国籍オーストリア🇦🇹
プレイスタイル片手バックハンド
実績全米オープン優勝
インディアンウェルズマスターズ優勝
全豪オープン 全仏オープン準優勝
世界ランキング3位

テニスが盛んなヨーロッパですが、オーストリア選手で唯一世界1位を狙える選手です。

スポンサーリンク

テニスの魅力

魅力、ロマンスの詰め込まれた、そして何より強い彼のテニスの魅力を語ります。

爆裂片手バックハンド

彼のバックハンドに憧れている方、いらっしゃるのではないでしょうか!

しっかりした構えから繰り出されるフラット高速バックハンドは、BIG3(フェデラー、ナダル、ジョコビッチ)ですらも簡単に追いつけません。

そして、彼のショットの特筆すべき点は、食い込まれ気味になっても同様の威力で逆クロスショットを打ててしまうことです。

本来は純クロスにスピンか、スライスで時間を稼ぐ選手が多い中、ティームはエースを狙うことができるのです。

彼がトップレベルにいられる理由にこの非凡な一打の精度が間違いなく理由の1つでしょう。

関連記事:テニス界のバズーカ大砲男、スタン、ワウリンカを紹介!

圧倒的スピンフォア

そんなバズーカ片手バックハンドとは逆に、フォアハンドは体を大きく回転させて、超スピンボールを打ち込みます。バックはフラット&スライスで、フォアハンドはスピンボールを打ち込むことで、常に異なるバウンドボールで相手を翻弄します。

スピンボールを生かしたショートクロスで相手を左右に振り回すこともできる、相手からしたら非常に厄介なショットを持っています。

クレープリンス

クレーコート史上最強の選手、クレーキングはラファエル・ナダル、恐らく多くの方がそう仰るでしょう。そして、そのナダルと同じ時代を過ごし、2年連続全仏準優勝、クレーコートNo.2の男、クレープリンスがティームです。

ナダルのようにフォアはスピン、バックはフラット&スライスで、実は若干球種が似ており、常に彼の王者の座を狙っています。クレーシーズンは一番やってくれるのでは、と期待される男です。

そして、プリンスという言葉が似合うほど、ナイスガイです。

スポンサーリンク

プレッシャー

現在、オーストリア人で世界のトップランキングにいるのは、ティームだけです。

男子は100位前後はいますが、グランドスラムの上位ラウンドに中々上がってこれず、女子はTOP100の選手がいません。

メジャースポーツをたった1人で国の期待を背負って戦い続けています。このプレッシャー、とんでもないでしょう。彼はそれにも負けず、戦い抜くメンタルの強さがあります。

錦織圭も、大坂なおみが出てきたことで、これで少しは僕もプレッシャーが減るとコメントしました。

日本テニス界のこれからをずっと1人で背負いこんだいた辛さを笑顔でさらっと言っていました。(そのプレッシャーは、本人にも伝わっていたということですね)

関連記事:【永久保存版】錦織圭がBIG4に勝利した9試合を分かり易く一覧で振り返る!

名言・考え方

ティームがここまで強くなれた理由、そして人柄も伝わる名言を2つ紹介します。

3人がテニスを新しいレベルに押し上げ、僕も上のレベルに引き上げてもらった

ドミニク・ティーム

3人は、フェデラー、ナダル、ジョコビッチです。そして、この3人に勝って、優勝したいと思っていることも述べていました。

2020年、遂に全米オープン、夢のグランドスラム優勝を達成しました。

が、ロジャー・フェデラーとラファエル・ナダルは欠場。
ジョコビッチは途中失格で、ティームは一度もBIG3と戦うことがありませんでした。

ティームは3人がいる大会での優勝を待ち望んでいる、今でもチャレンジャーです。彼は満足していないでしょう。

この目標が達成できたことで、非常に大きな大会でも今後はもう少しリラックスして、より自由にプレーできると思うし、そうなることを願っている

ドミニク・ティーム

若き頃から将来を渇望されたが、マレーを含めたBIG4にその道を阻まれ続け、約10年が経過してしまいました。

遂に遂にグランドスラムのタイトルを手にした時に彼が放った言葉です。このまま優勝できなかったらどうしよう、そんなプレッシャーもあったでしょう。

そして、何より素晴らしいのが、ここで満足しないことです。

前の名言にありました通り、彼は上の3人に勝ちたい、世界最高になりたい、そんな目標があり、グランドスラム優勝でも次のステップに挑もうとしています。
(テニス界にはグランドスラムで一度良い成績を残したら、すぐに引退してしまったり、その後一気に成績が下がってしまう選手も少なくありません。*それが悪いことという意味ではないです。事実としてそうです)

この貪欲な向上心が滲み出している、かっこいい名言だと思います。

まとめ

ドミニク・ティーム。トーマス・ムスターに続き、オーストリア人として2人目の世界ランキング1位を切望される選手。

BIG3よりも6つほど年下で、常に3人を見上げていた存在ですが、もうそのような時代を彼自身が3人の衰えを待たずして、変えていこうと努力し続ける男。かっこいいです。

この記事で常に最高を目指し続ける、そんな彼を応援したくなって頂けたら、嬉しいです。

Tennis Windsでは、『テニス🎾に関わる全ての人々をより幸せに』の理念の元、発信を続けています。是非、他の記事にも遊びに来てみてください。

(1ヶ月お試し無料・女子WTAは独占中継)
テニスをネットで見るならDAZN

*グランドスラム除く

コメント

タイトルとURLをコピーしました