【基礎講座】ガットの特徴!テニスのおすすめガット選びの4つの視点

ガット

こんにちは!テニスの魅力を日々お届け!Tennis Windsです。

『なんとなく無意識にガットを選んでいる』
『ガットの違いがよく分からない』
『ガットでそんなに変わるの??』

そう感じたことのある方、いらっしゃいませんか?

果たして本当にそれで良いのか、自分のプレースタイルにその張りで合っているのか?

ガットの違いでボールの質も、打感も大きく変わります。

今回はそんな方へガットの選びの大切なポイントをお伝えします。自分でしっかりとした知識でガットを選べるようになりましょう!

スポンサーリンク

ガットの種類

ガットの種類は主に3種類に分かれます。

ナイロンガット

最も多いのがこのガットになります。ザ・オーソドックスといったガットになります。テニスを始められる方、初級者の方には特におすすめのガットです。

値段が安い上に、耐久性が高く、反発性も高いのでボールを楽に飛ばすことができ、長持ちします。ただ、ガットそのものが柔らかいので、ボールを打った後、ガットがズレやすく、手で戻すなどの手間が必要になることがあります。

人気ナイロンガット umishima

ポリガット

こちらは競技者向けと言われる硬いガットになります。

素材はポリエステルで伸縮性が少ないため、力が分散せずパワーを伝えることができます。硬いため、スピンもかけやすいガットになります。競技者や、パワーヒッター人にはうって付けのガットになります。ただ、腕の負担がその分重くなるので、それに見合ったフォームと筋肉が無いと、怪我や痛みのリスクケアが必要です。

人気ポリガット アルパワー

ナチュラルガット

牛の腸を使って作られている柔らかめのガットです。こちらのガットは振動吸収率が良い上に、反発力も強いので、腕に負担をかけずにボールを強く飛ばせるガットになります。

トッププロのほとんどが使用しており、ポリとナチュラルを縦横で分けて使う、などの組み合わせでも使われています。ただ、値段が他の2つに比べて高いのが難点です。金銭的に問題なければ一番おすすめです。

人気ナチュラルガット(Wilson natural gut)

スポンサーリンク

テンション目安

テニスは、ガットの張りの強さをテンションという言葉を用います。

実際に張るときの単位は〇〇ポンドという単位を用います。大まかな違いを表現します。
平均は大体50ポンドとイメージしてください。

テンションが高いと

テンションが高い目安は50台~60台ポンドです。テンションが高いとボールの飛びすぎを抑えることが出来ます。張りが強いため、ボールを打つ際ガットの動きが少ないためです。フラット気味のハードヒッターには特にオススメです。ハードヒッターの外国人や男性にテンションの高いプレイヤーが多いです。

テンションが低いと

ボールが飛びやすくなります。ガットを緩くすることでラケットとボールの接触時間が長くなるため、ボールを飛ばせるようになり、回転もかけやすくなります。40ポンド台が低いテンションの目安となります。

スポンサーリンク

太さはどうする?

ガットの太さも有名な長さが、2つあります。
それぞれの特徴を説明します。

1.25mm

こちらが細いガットの部類に入ります。反発力が強くなりボールが飛びやすくなります。またスピンやスライスの回転がよりかかりやすくなります。ただ、細い分耐久性は下がります。競技者におすすめですね。

1.3mm

こちらは太いガットの部類になります。こちらはホールド感が安定するため、ラリーが長いストローカーにおすすめのガットになります。

ただ、1.25mmと比べると反発力は弱まるので、ボールは多少飛びにくいので、ボレーショットなどを飛ばすには力が必要になります。

また、ガットは張り替えるタイミングでも飛び方が変わります。
こちらの「ガットの張り替えを考える必要な3つの事」で説明しています。

太い分耐久性が高いため、そこまでこだわりが無い方や、初心者の方におすすめになります。

メーカーによる違い

メーカーによる大きな特徴の違いはそこまで多くはないと思います。

色々試してみてフィーリングの合うメーカーを見つけられれば良いと思います。項目1~3を優先して選び、+で好きな選手のモデルなどを使ってみると良いでしょう。ガットで有名なメーカーは

ウィルソン、ヘッド、プリンス、ヨネックス、テクニファイバー
シグナムプロ、ゴーセン、ルキシロン

辺りは特にポピュラーで、プロもよく使用しているメーカーです。

自分でガットを張るには

基本的に公認されたプロの張人がいます。

テニススクールのコーチで資格を持っている人もいますし、テニスショップで専門として行っている人もいます。

でも、自分でガットを張りたい人は専用のガット張り機が売られています。そちらを購入して張り方のコツを掴めば、自分でも張れるようになります。機械も安くて4,5万円ほど、性能の高いものは20~100万円するものもあります。

自宅で使えるガット張り機の購入はこちら

一度自分で張れるようになると、その先はガット台のみになるため、長い目で見ると安く済むと思います。長くテニスをされる方は検討してみてください。

まとめ

ガット選びは同じように見えて、実は全然性能が異なります。

ガットを変えてみるだけで、ショットの威力、ボールの飛び、回転のかかり方が大きく変わります。

これからテニスを始める方、一旦使うガットをリセットしたい方は、値段が安くて耐久性の高い、ナイロンガット1.3mmをテンション50ポンドで張ってみて、そこから徐々に変化を加えて行くのが良いかもしれませんね。

Tennis Windsでは、『テニス🎾に関わる全ての人々をより幸せに』の理念の元、発信を続けています。是非、他の記事にも遊びに来てみてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました