「テクニファイバーのラケットの購入を検討している」
「ダニエルメドベージェフが大好き、彼が使ってたシリーズを真似してみたい」
そのような方向けの記事です。
まず、先に結論を
テクニファイバー T-FIGHTが合う人はこのような方です。
・サーブ力を上げたい方
・色んなガットを試すのが好きな方
・オールラウンダーな両手バックハンドの男性の方
何故かをこれから説明します。
この3つのどれかを思ったことはありませんか?
・サーブで優位に立てたら、どれだけ楽か・・・
・メドベージェフかっけええ!
・スピンガットや普通のガットなど、色々なガットを試して性能を上げたい
このテクニファイバー T-FIGHTを使うと、近づけます。
何故これらに近づけるのか、スペック・評判・使用プロのプレイスタイルからお伝えします。
外観・スペック
T-FIGHTラケットの外観・スペックをご紹介します。
外観
白メインに赤と青と黒が施された朝やかなデザインになっています。
テクニファイバーのロゴマークの4色が配色されているとてもお洒落なデザインだと思います。
さあ、外観の確認は写真で一発ですね!
続いて、大事な、商品スペックを見ていきます。
スペック
スペックはメドベージェフモデル T-FIGHT RS 305を参考に、
重さ | 305g |
フェイスサイズ | 98インチ |
バランス | 325mm |
長さ | 27インチ |
フレーム厚 | 23.5mm |
重さは普通ですが、ラケットはトップヘビーに感じるモデルになっています。
ラケットフェイスが少し小さいので、面のブレが少ない仕様です。
つまり、
・遠心力を利用したスイング打法
・コントロール重視のテニス
の方は、強いボールを返し続けることができます。
メドベージェフのプレイスタイルにマッチしていますね。
公式サイトで3つの売りが発表されています。
・rs SECTION (TFIGHT)
(一般的な四角いフレーム形状を独特な五角形に再設計ポールインパクト時の安定性と快適性が向上)
・EZLOCK
(ストリングを容易にする、特殊アイレット ストリングメーカーならではのこだわり)
・YOKE CONNECTION
(”フレームとシャフトの接続形状を改善 従来と比べ、スムースなしなりを実現し汎発性、コントロール性能を向上”)
Tecnifibre公式
フレームが5角形というのは、珍しいです。(ガットが5角形はよくあります)
打感&コントロールラケットです。
実際に使用者は、この性能のラケットをどう感じているのかを、次項で紹介します。
口コミ・評判
実際の使用者の声・口コミを見ていきましょう。良い所、良くない所、しっかり載せます。
(インプレレビューを主に参考にしています。)
良い点
・打った時の打感の良さ、一度は味わってみて欲しい。丁度いい柔らかさがGOOD。
・サーブは8割くらいの力で打ってしっかり飛んでくれる。楽。特にフラットサーブ。スピン、スライスは遠心力で楽にかかってくれる。
・ボレーは、しっかり支える、という打ち方をすると負けずにしっかり飛んでくれる。ダブルスでコンパクトテニスも相性が良さそう。サーブ打ちやすいし。
難しい点
・思ったほどストローク回転はかかりにくい。重いので、手首で無理やりスピンは危ない。
・飛びは普通。ガット選びとテンションで自分に合う飛び方を追求する必要がある。(そういカスタマイズ性の高いラケットとも言える)
・何かに物凄い特化しているラケットではないので、スピンテニス、サーブ&ボレーテニスなど、特徴的な人は他と比較してみても良いかも
踏まえて
ストロークの飛びは普通で、サーブの飛びは良い、というラケットです。
コントロール抜群のラケットなので、テクニファイバーを検討していて、メドベファンの方は購入後、自分に合うようにガットとテンションを調整するのが良いです。
公式でも、打感とストリング性能強化に焦点を当てているので、カスタマイズ性の高いラケットと言えます。
では続いて、
どんなプロ選手が使用しているのかを紹介します。
使用プロ
テクニファイバー T-FIGHTを採用している(いた)歴代プロを紹介します。
ダニエル・メドベージェフ
メドベラケットとタイトル入れるくらい、テクニファイバーの第一人者クラス。
BIG4を除いて16年ぶりに世界2位に輝いた、次世代のNo.1筆頭格。
ラケットをブンブン振り回すような打法で非常に独特な打ち方をしますが、ベースライン後方から常に厳しいストロークをコントロールしてくる、ラリーの鬼です。
ジェレミー・シャルディ
フランスのATPツアーに長年安定してTOP50前後にいる重鎮選手。
フォアハンドが物凄く薄いグリップで、強靭な手首を利用した遠心力打法のフォアハンドに、強烈なフラットサーブが強み。
守屋宏紀
彼は、メドベ、シャルディより少し重いのT-FIGHTラケットを採用しています。
身長172cmと小柄ながら、ATPツアーではオランダNo.1の選手にも勝利。
長きに渡り日本のTOP8に君臨する選手。フラットの低い弾道をコントロールするのが強み。
個性的な選手が多いです。プレイスタイルもまちまちですが、ここに述べた3人は、フラットサーブを得意としている点で共通しています。
サーブで威力を出していく意味でも、サーブが苦手な方はトライしてみてはいかがでしょうか。
次から、スペック、評判、使用プロから、
テクニファイバー T-FIGHTがどんな方におすすめなのかを更に具体的にお伝えします。
このような方におすすめ
テクニファイバー T-FIGHT、いかがでしたでしょうか。
よくお分かり頂けたのではないでしょうか。
これらの特徴、評判、プロ選手のプレイスタイルから、T-FIGHTを自信を持って進められる方は
・サーブ力を上げたい方
・色んなガットを試すのが好きな方
・オールラウンダーな両手バックハンドの男性の方
逆にこのような方には向かないラケットです。
・グリグリスピンショットをメインにする方(もっと性能を引き出す逸品があります)
・片手バックハンドの方(トップヘビーは少し相性が良くない、使用トッププロ、ほぼ全員両手バックハンド)
・筋力に自信のない方、主に女性・シニアの方
テクニファイバーは2種類のラケットがあります。
今回紹介したT-FIGHTと、そしてT-REBOUNDです。
楽に回転をかけたい、筋力に自信のない方、女性・シニアの方は、こちらのラケットが非常に合う性能となります。該当の方はこちらの
も一緒にご検討ください。
また、スピンをガンガンかける方は、HEAD EXTREMEというコンセプトがBIG SPINと呼ばれるラケットをお勧めします。
このサーブ&コントロールヘビーテニス、T-FIGHT。
ここまで読んで頂いている方は、T-FIGHTを試したくなっているのではないでしょうか?
最後にレベル別にお勧めの具体的なラケット名をお伝えします。
ラケットの種類
T-FIGHTの中にも、様々な種類のラケットがあります。前述のプレイスタイルを望む方にそれぞれおすすめをお伝えします。
初心者・初級者
T-FIGHTのコントロール、打感性能に加えて、ラケット自体の重さが軽量のラケットがおすすめです。T-FIGHT RS 280が280gと軽い仕様です。
ガンガン振っていきましょう。
中級者
ラケットの重さが300gと平均的なT-FIGHT RS 300がおすすめです。女子のプロ選手で使用している方もいます。(全日本チャンピオン本玉真唯選手など)
競技志向・上級者
競技志向というのは、今回の記事の場合、『試合に勝ちたいと思う方』なので、今のレベルは関係ありません。
メドベージェフラケット、T-FIGHT RSL 305。プロが使用しているものと同じものでいきましょう。
Tennis Windsでは、『テニス🎾に関わる全ての人々をより幸せに』の理念の元、発信を続けています。是非、他の記事にも遊びに来てみてください。
コメント