こんにちは!テニスの魅力を日々お届け!Tennis Windsです。
赤土の王者、ラファエル・ナダルのクレーの成績のみをピックアップした成績を一覧でまとめました。懐かしみながら、誰に負けたのか!?が分かります。
2002年(1勝1敗)
ATP TOUR スペイン マヨルカ 2回戦
2-6 2-6
vs オリビエ・ロクス(70位・ベルギー・168cm)
ナダルがツアーレベルで初めてクレーコートで負けた試合です。
身長168cmの伝説の名プレイヤー、ロクス氏が相手でした。
2003年(11勝6敗)
ATPマスターズ1000 モナコ モンテカルロ 3回戦
6-7(3) 2-6
ギレルモ・コリア(26位・アルゼンチン・全仏オープン2004準優勝)
ATP TOUR スペイン バルセロナ 2回戦
6-3 2-6 1-6
アレックス・コレチャ(17位・スペイン・全仏オープン1998,2001 準優勝)
ATPマスターズ1000 ドイツ ハンブルグ 3回戦
2-6 2-6
ガストン・ガウディオ(*1)(29位・アルゼンチン・全仏オープン2004優勝)
ATP TOUR スウェーデン ボースダード 準々決勝
6-3 3-6 6-7(6)
ニコラス・ラペンティ(76位・エクアドル・最高6位)
ATP TOUR ドイツ シュトゥットガルト 2回戦
2-6 6-3 2-6
フェルナンド・ゴンザレス(14位・チリ・最高5位全仏2009 ベスト4)
ATP TOUR クロアチア ウマグ 準決勝
4-6 4-6
カルロス・モヤ(4位・スペイン・元世界1位)
ナダルのキャリアで敗北数が最も多く、勝率が悪いのがこの年でした。
カルロス・モヤは後にナダルのコーチに就任します。
そして、キャリア初期のクレーナダルは、2004年全仏覇者、ガストン・ガウディオ選手という大きな壁との戦いとなります。
*はナダルに複数回勝利した方の数字になります。
2004年(13勝3敗)
ボースダード準々決勝
2-6 2-6
ガストン・ガウディオ(*2)
シュトゥットガルト 準々決勝
3-6 7-6(3) 5-7
ダビド・フェレール(*1)(47位・スペイン・最高3位 全仏2013準優勝)
ATP TOUR イタリア パレモ 2回戦
3-6 3-6
オリビエ・ムティス(113位・フランス)
2005年(51勝2敗)
クレーシーズンだけで53試合するという、お化け体力に加えて、マスターズ、グランドスラムも制覇です。
ATP TOUR アルゼンチン ブエノスアイレス 準々決勝
6-0 0-6 1-6
ガストン・ガウディオ(*3)
マヨルカ 準々決勝
5-7 2-6
イゴール・アンドリーブ(47位・ロシア)
2006年(26勝0敗)
無敗神話
関連記事:【ヤバすぎ】クレーのナダルってそんなに凄いの?凄すぎるんです!!
こちらの記事はクレーナダルの勝った試合のエゲツなさがよく分かります。
2007年(31勝1敗)
ハンブルグ1000 決勝
6-2 2-6 0-6
ロジャー・フェデラー(*1)(伝説のプレイヤー)
2008年(22勝1敗)
ATPマスターズ1000 イタリア・ローマ 2回戦
5-7 1-6
ファン・カルロス・フェレーロ(23位・スペイン・元世界1位 全仏2003優勝)
フェレーロ氏は現在カルロス・アルカラス選手のコーチとして帯同しています。
2009年(21勝2敗)
ATPマスターズ1000 スペイン・マドリード 決勝
4-6 4-6 ロジャー・フェデラー(*2)
全仏オープン 4回戦
2-6 7-6(2) 4-6 6-7(2)
ロビン・ソダーリング(25位・スウェーデン・全仏2009,2010準優勝)
全仏オープンで初めてナダルが負けた試合。全仏オープンでナダルが負けた選手は、このソダーリングとジョコビッチだけです。
初出場からの5連覇を逃し、4連覇に終わる。
しかし、翌年から優勝し5連覇を達成する。そして、フェデラーの、ナダルへのクレー勝利が2021年現在これで最後。
2010年(22勝0敗)
クレーマスターズ3つ全て優勝。
全仏オープン優勝。
しかも22試合全てで落としたセットは、たったの2つ。
誰も勝てない。
2011年(24勝2敗)
マドリード1000 決勝
5-7 4-6
ノバク・ジョコビッチ(*1)(伝説のプレイヤー)
ローママスターズ 決勝
4-6 4-6
ノバク・ジョコビッチ(*2)
この年、ジョコビッチの覚醒が始まり、ナダルの牙城が遂に崩れる。
彼がいなかったらより大変な事になっていたでしょう。
2012年(23勝1敗)
マドリード1000 3回戦
3-6 6-3 5-7
フェルナンド・ベルダスコ(19位・最高7位)
マドリードは、クレー大会の中では球足が速く、ナダルにしては成績が振るわない珍しい大会。
ハードヒッターの同胞のベルダスコに唯一土をつけられました。
この年はジョコビッチに全勝。
2013年(38勝2敗)
ATP250 チリ 決勝
7-6(2) 6-7(6) 4-6
ホラチオ・ゼバロス(73位・アルゼンチン)
ナダルがクレー大会の決勝戦で負けた選手は、BIG4とこのゼバロス選手のみ。
モンテカルロ1000 決勝
2-6 6-7(1)
ノバク・ジョコビッチ(*3)
2005年から無敗だったナダルの9連覇をジョコビッチが阻止した形になりました。
9連覇・・・!?!?
2014年(25勝3敗)
モンテカルロ1000 準々決勝
6-7(1) 4-6
ダビド・フェレール(*2)
バルセロナ500 準々決勝
6-2 6-7(5) 4-6
ニコラス・アルマグロ(20位・スペイン・クレー大会だけで12回ツアー優勝)
ローマ1000 決勝
6-4 3-6 3-6
ノバク・ジョコビッチ(*4)
2015年(26勝6敗)
リオデジャネイロ500 準決勝
6-1 2-6 5-7
ファビオ・フォニーニ(*1)(28位・イタリア・モンテカルロマスターズ優勝)
モンテカルロ1000 決勝
3-6 3-6
ノバク・ジョコビッチ(*5)
バルセロナ500 3回戦
4-6 6-7(6)
ファビオ・フォニーニ(*2)
マドリード1000 決勝
3-6 2-6
アンディ・マレー(*1)(伝説のプレイヤー)
ローマ1000 準々決勝
6-7(7) 2-6
スタン・ワウリンカ(9位・全仏2015優勝)
全仏オープン 準々決勝
5-7 3-6 1-6
ノバク・ジョコビッチ(*6)
ナダルクレー不調の年。(それでも勝率8割超えてますが・・・)
天敵フォニーニ現る。
2016年(21勝4敗)
ブエノスアイレス250 準決勝
4-6 6-4 6-7(4)
ドミニク・ティエム(*1)(19位・オーストリア・全仏2018,19準優勝)
リオデジャネイロ500 準決勝
7-6(6) 6-7(3) 4-6
パブロ・クエバス(45位・ウルグアイ・クレー巧者)
マドリード1000 準決勝
5-7 4-6
アンディ・マレー(*2)
ローマ1000 準決勝
5-7 6-7(3)
ノバク・ジョコビッチ(*7)
クレーキング・ナダルに対して、新たな強敵、クレープリンス・ティエムの登場です。
2017年(24勝1敗)
ローマ1000 準々決勝
4-6 3-6
ドミニク・ティエム(*2)
ナダルこのまま衰えるか!?と思ったら、フェデラーと共に奇跡の復活劇を遂げる。
ナダルの年齢の衰えを、待ってはいけないことを世界中に知らしめる。
2018年(26勝1敗)
マドリード1000 準々決勝
5-7 3-6
ドミニク・ティエム(*3)
2019年(21勝3敗)
モンテカルロ1000 準決勝
4-6 2-6
フォニーニ(*3)(18位)
バルセロナ500 準決勝
4-6 4-6
ティエム(*4)(5位)
マドリード1000 準決勝
4-6 6-2 3-6
ステファノス・チチパス(9位・ギリシャ)
2020年(9勝1敗)
ローマ1000 準々決勝
2-6 5-7
ディエゴ・シュワルツマン(15位・アルゼンチン・全仏2020ベスト4)
2021年(19勝3敗)
モンテカルロ1000 準々決勝
2-6 6-4 2-6
アンドレイ・ルブレフ(8位・ロシア)
マドリード1000 準々決勝
4-6 4-6
アレクサンダー・ズべレフ(6位・ドイツ)
全仏オープン 準決勝
3-6 6-3 7-6(4) 6-2
ノバク・ジョコビッチ(*8)
遂に、全仏オープン3敗目を喫しました。相手は再び、ノバク・ジョコビッチ。
2022年(10勝2敗)
マドリード1000 準々決勝
2-6 6-1 3-6
カルロス・アルカラス(世界歴代最年少で世界ランキング1位を達成)
ローマ1000 4回戦
6-1 5-7 2-6
デニス・シャポバロフ
この年、またしても全仏制覇。。。強敵ジョコビッチ・ズべレフにも勝利。
そして、2023年、キャリア初のクレーシーズン全スキップ。2024年全仏がクレーラストの予定。
結果
ナダルのクレー敗北の内訳(471勝45敗) 勝率91.28%
ジョコビッチ | 8敗 |
ティエム | 4敗 |
フォニーニ | 3敗 |
ガウディオ | 3敗 |
フェデラー | 2敗 |
マレー | 2敗 |
フェレール | 2敗 |
他21名 | 1敗 |
強すぎです。。。
クレーキングに土をつける新たな選手は現れるか・・・!
今後のテニス界に注目したいですね。
Tennis Windsでは、『テニス🎾に関わる全ての人々をより幸せに』の理念の元、発信を続けています。是非、他の記事にも遊びに来てみてください。
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