『悪童』そして炎の男と呼ばれたテニス、ジョン・マッケンローを詳しく紹介

プロテニス

こんにちは!テニスの魅力を日々お届け!Tennis Windsです。

『テニスはよく知らないけどマッケンローって聞いたことある』
『昔の名選手、少し知ってみたい』
『なんで炎の男?』

2021年現在、アメリカ人で世界1位を狙える選手が中々出てきていません。

しかし、フェデラー、ナダル、ジョコビッチの最強3人が出て来るまで、歴代最強選手の上位4人が全員アメリカ人選手でした。

マッケンローがその1人です。

彼の現役時代、引退後の含めて、分かりやすく紹介致します。

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プロフィール・実績

彼のプロフィール・実績から紹介します。

ジョン・マッケンロー

生年月日1959年2月16日
身長180cm
利き腕
国籍アメリカ🇺🇸
プレイスタイルサーブアンドボレーヤー
実績4大大会シングルス優勝7回(ウィンブルドン3回 全米4回)
4大大会ダブルス優勝9回(ウィンブルドン5回 全米4回)
カーペットコート66連勝(歴代1位)
マッチシングルス通算881勝198敗
マッチダブルス通算530勝103敗
シングルスダブルス両方世界1位

驚異的な成績の持ち主です。

思わず、なんでそんな打ち方でボールが入るの?と言いたくなるような、独特な天才肌ショットが多く、アーティストと呼ばれていました。

また、非常に頭脳的なプレイをする選手でしたが、負けず嫌いの極みのような選手で、厳しいジャッジに対して、審判に暴言を吐き、気性も荒く『悪童のマッケンロー』と異名が付く程でした。

お前本気かよ!オンラインだろ。チョークが舞い上がったじゃないか。

ジョン・マッケンロー

論争することが違法なのか?

ジョン・マッケンロー

あんたが台無しにしたポイントはどんなに大切なことか?ムカつくよな。

ジョン・マッケンロー

このような悪童っぷりでした。

しかし、当時は審判の権威があまりにも強すぎる時代で、今後のプロテニス界のジャッジのあり方に大きな影響を与えました。

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炎の男と呼ばれる理由

彼には自分と対称的なライバルが存在しました。その名は、ビヨン・ボルグ。

ラファエル・ナダルに次ぐ、全仏オープンの優勝回数6回、そして4連覇を達成した伝説のスウェーデンテニスプレイヤーです。身長も同じ180cmです。

そして2人の成績も非常に似ており圧倒的な支配力でした。伝説の2強時代を築き上げた関係でした。

そして性格が対称的だったのです。

激昂型のマッケンローに対して、ボルグはアイスマンと呼ばれるほどの、冷静沈着でクールなテニス、振る舞いをし、その姿は正に野獣vs貴族。

そしてこの2人の物語は、後に映画化され、タイトルは

『ボルグ/マッケンロー 氷の男炎の男

2017年にノーデリック映画祭の観客賞を受賞した作品です。

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引退後

マッケンローは現役のプロ生活を終えてからも、テニス界へ多大な貢献と活動を継続しています。

Champions Tour への参加

錦織圭、大坂なおみが出場している大会はATP TOURです。

Champions TourはATPが管轄する35歳以上の世界レベルのシニアツアーです。
(ただ、元トッププロのみ、と非常に出場ハードルの高い大会です。)

日本国内でいう、全日本ベテランテニス選手権のようなものです。

マッケンローは、このツアーに積極的に参加しており、現役時代さながらのパフォーマンスを見せて、観客を魅了してくれています。

チャリティー・エキシビション

マッケンローは日本に対して友好的な方で、日本のチャリティーイベントなどにも参加してくれています。そこでは、マッケンローvs錦織圭という奇跡の組み合わせが見れました。

TV番組にも出演経験があり、なんとあの伝説のお笑いスター明石家さんまさんとのエキシビション・マッチまで実現したことがあります。

選手への想い・名言

ジョン・マッケンローのテニスに対する、選手に対する想いが分かる名言をお伝えします。

大坂なおみ選手が、トッププレイヤーとして戦うための義務に苦しんでいる姿を見て、こんな言葉を発信しました。

なおみはプレーしないと決めた。彼女は自分の気持ちをさらけ出した —— これは外部の人間が知ることができたという意味では良かった。ただ、これで今後もさらに注目を集めることになると思う。彼女にとっては難しくなるだろう

ジョン・マッケンロー

テニス界、そして大坂なおみ選手への心配を隠しきれない様子でした。

大切な事は、負けるたびに教訓を得ること.人生は一つの学習過程なんだから、自分にとって何がベストかそこから学び取ろうとしなきゃ。いいかい、壁に 向かって頭を打ちつけているだけじゃ、人生楽しくないよ。

ジョン・マッケンロー

僕の心の奥に、いつも僕にはまだ何か可能性が残っている。それを試さずにやめるのは卑怯じゃないか。自分自身を騙しているという気持ちがあったんだ。

ジョン・マッケンロー

歴代を振り返っても、世界最高レベルの成績を収めたマッケンローの考え方です。

常に学び、そしてチャレンジし続ける、しなかったらそれは卑怯なのだ、この貪欲な成長姿勢が結果に結びついているのでしょうか。(言い回しはマッケンローらしいです。笑)

まとめ

アメリカ最強時代を引っ張った、熱血炎の男、元悪童ジョン・マッケンローの生き様歴史を紹介しました。

パッと見熱血男で、中身も熱血漢、そして独特なフォームから繰り出される天才的ボレーの持ち主。

数々の異名『悪童』『芸術家』そして『炎の男』これが映画化までされる、彼の人気の秘訣です。

Tennis Windsでは、『テニス🎾に関わる全ての人々をより幸せに』の理念の元、発信を続けています。是非、他の記事にも遊びに来てみてください。

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