こんにちは!テニスの魅力を日々お届け!Tennis Windsです。
『ハードコートの全豪に強いジョコビッチだけどどれくらい凄いの』
『ジョコビッチ名前は聞くけど、どんなもんなの?』
『ジョコビッチファンです!』
全豪オープンを始めとした、歴代最強のハードコートの王者、ノバク・ジョコビッチ。
この名称は聞くけど、実際どこまで凄いの?と思われたことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
もう鼻血が止まらなくなるくらいに凄いのですが、客観的データに基づいてどれだけ凄いかを検証していきます。
全豪オープン
ハードコートの最も大きな大会が全豪オープンと全米オープン。ジョコビッチは特に全豪オープンの成績が凄まじいです。(全米オープンも凄い)
ハードコートの世界最強を決めるトーナメントです。彼がその全豪オープン単体で残している成績を見ていきましょう。
優勝回数 9回
この大会は1年に1回しかありません。
最近ではトレーニングや食事環境も整い、テニス選手の現役寿命は長くなっていますが、
大体18~32才くらいの15年間程度です。
全豪オープンは世界の最も強い128人がトーナメントで争う大会です。
その中で1つの大会で9回優勝するのが、いかにとんでもないことがご想像頂けるかと思います。
全豪オープンの優勝回数ランキングは
順位 | プレイヤー | 優勝回数 |
1位 | ノバク・ジョコビッチ🇷🇸 | 9回 |
2位 | ロジャー・フェデラー🇨🇭 | 6回 |
3位 | アンドレ・アガシ🇺🇸 | 4回 |
4位 | マッツ・ビランデル🇸🇪 | 3回 |
5位 | 複数人 | 2回 |
ダントツの歴代1位です。
近年の全豪オープンは、ジョコビッチとフェデラーの独壇場です。同じBIG4のナダルとマレーは準優勝の多い大会です。
全豪オープンは、1年のスタートに開かれる最初の4大大会で、各選手体力的に充分で臨めるため、拮抗した試合、番狂わせが歴史的に多い大会です。
しかし、ジョコビッチが現れたことで、ATPツアーの1年の始まりはほとんどジョコビッチの優勝から始めるという、とんでもない状況になりました。
マスターズ1000
マスターズ1000は4大大会の次に格付けされている大会です。
世界TOPランキング30位の選手はモンテカルロを覗くマスターズの参加義務が課せられています。
つまり、レベルの高さは4大大会と同じ優勝の難しさを誇るビッグタイトルです。
現在、ハードコートマスターズはインディアンウェルズ、マイアミ、カナダ、トロント、上海、パリの6大会です。
それぞれの優勝回数は
インディアンウェルズ | 5回 |
マイアミ | 6回 |
カナダ | 4回 |
トロント | 2回 |
上海 | 4回 |
パリ | 5回 |
合計 | 26回 |
クレー含め全てのマスターズ1000に2回以上優勝しており、ハードコートマスターズだけで26回優勝しています。
ちなみにマスターズ1000全ての優勝回数歴代ランキングは
順位 | プレイヤー | 優勝回数 |
1位 | ノバク・ジョコビッチ🇷🇸 | 36回 |
1位 | ラファエル・ナダル🇪🇸 | 36回 |
3位 | ロジャー・フェデラー🇦🇹 | 28回 |
4位 | イワン・レンドル🇺🇸 | 22回 |
5位 | ジョン・マッケンロー🇺🇸 | 19回 |
のため、ジョコビッチはハードコート単体でも歴代TOP3に入れてしまうのです。
マスターズ1000に関する詳しい記事は「莫大な賞金額・・・!テニスのマスターズってなに?」で紹介しています。
ハードコート勝率
そして、ジョコビッチがハードコート最強の所以、これで間違い無いでしょう。ハードコート単体の勝率ランキングです。
順位 | 選手 | 勝敗 | 勝率 |
1位 | ノバク・ジョコビッチ🇷🇸 | 613勝114敗 | 84.3% |
2位 | ロジャー・フェデラー🇦🇹 | 783勝155敗 | 83.5% |
3位 | ジミー・コナーズ🇺🇸 | 490勝110敗 | 83.1% |
4位 | イワン・レンドル🇺🇸 | 399勝84敗 | 82.6% |
5位 | ロッド・レーバー🇦🇺 | 152勝32敗 | 82.6% |
6位 | ジョン・マッケンロー🇺🇸 | 289勝65敗 | 81.6% |
7位 | ピート・サンプラス🇺🇸 | 429勝103敗 | 80.6% |
8位 | アンドレ・アガシ🇺🇸 | 592勝158敗 | 78.9% |
9位 | ステファン・エドバーグ🇸🇪 | 382勝104敗 | 78.6% |
10位 | ラファエル・ナダル🇪🇸 | 490勝139敗 | 77.9% |
歴代1位です。歴代のスーパーレジェンド達が並ぶ、錚々たる面々です。
ハードコート最高勝率の男、それがジョコビッチです。
抜群の守備と、コントロール重視のストロークをする彼のテニスは、あのゴム上のコートの上で、壁のように隙が無くなっています。
全米オープン
これまでの3つの項目で、彼のハードコート上での圧倒的な強さをご認識頂けたのではないかと思います。
全米オープンは全豪オープンとは逆に、1年の最後に開かれるハードコートの大会です。
彼にしては成績が振るわない大会ですが、充分に凄いので、最後に紹介します。
全米オープンの優勝回数ランキングは
順位 | プレイヤー | 優勝回数 |
1位 | ロジャー・フェデラー🇦🇹 | 5回 |
1位 | ジミー・コナーズ🇺🇸 | 5回 |
1位 | ピート・サンプラス🇺🇸 | 5回 |
4位 | ラファエル・ナダル🇪🇸 | 4回 |
4位 | ジョン・マッケンロー🇺🇸 | 4回 |
6位 | ノバク・ジョコビッチ🇷🇸 | 3回 |
6位 | イワン・レンドル🇺🇸 | 3回 |
また、日本の錦織圭選手は、準決勝の舞台で、ジョコビッチが世界ランキング1位の時に、彼に勝利しました。
ジョコビッチも凄いですが、錦織選手もどれだけ凄いかもよく分かります。
まとめ
ハードコート、特に全豪の王者ジョコビッチがどれだけ凄まじいか、改めて実感した方、こんなに凄かったのかよ!と思われた方、いらっしゃると思います。
この歴代最強選手の現役に生きられていることを喜びたいです。
今後どんなハードコートのスペシャリストが出てくるか、これからの選手にも期待したいです。
ピートサンプラス氏が、グランドスラム14回優勝を達成した時も、もう二度と抜かれない記録なのではないかと囁かれていました。
しかし、3人の男が見事に更新してしまいました。
このノバク・ジョコビッチ選手の記録を打ち破る選手も、もしかすると出てくるのかもしれませんね。
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