こんにちは!テニスの魅力を日々お届け!Tennis Windsです。
今回はメーカー別のテニス関連グッズの紹介で、
PRINCEのラケットについて詳細に紹介いたします。
PRINCEをご検討されている方は、是非この記事で様々な特徴を理解し、納得のいくラケットを手に入れて下さい!
PRINCEメーカーの歴史
アメリカで1970年よりテニス専用メーカーとして創業されました。
途中からバドミントンとスカッシュのラケットにも着手しており、ラケットショップくらいでしか、プリンスのメーカー商品を目にする機会はほとんどないでしょう。
プリンスカップという名の、テニス、バドミントン、スカッシュでそれぞれ主催スポンサーとして大会を開いています。誰でも参加可能な大会ですが、試合当日はプリンスのラケットを使うことが出場の条件となっています。
メーカーとしての特徴
プリンスの大きな特徴は、
テキストリームというカーボンテクノロジーに力を入れていることです。
カーボンはいわゆる炭素ですが、テニスラケットには強度を保つためにカーボン素材を採用しています。
通常のカーボン素材ですと、千~数万本の束になっているカーボン原糸断面図が丸の形をしておりますが、その丸と丸の間に隙間が生まれ若干強度が落ちます。
ただプリンスは、千~数万本の炭素繊維は同じですが、横に広げられた開繊糸を使用しています。
これは、表面の凸凹が少ないため組み合わせた時の強度が強くなる仕組みとなっています。
プリンスはラケットの強度、頑丈性に強いメーカーと言えるでしょう。
看板ラケットとそれぞれの特徴
ラケット専門メーカーというだけあってたくさんのシリーズがあります。
競技者用のラケットから、ファッションとしての色、デザインの彩りの豊かさも特徴です。
参考:プリンス公式サイト
ビーストシリーズ
世界最強クラスのビッグサーバー、ジョン・イズナー選手が使用しているシリーズ。
パワーとスピンに特化したアグレッシブベースライナー向け。
スピン系ハードヒッターな競技者に向いています。
プレミアシリーズ
スイートスポットを広くすることに特化したラケットで、それにより打球に安定感が出やすいです。
打感、快適さを重視した競技者には最適なラケットでしょう。
フラット気味主体のプレイヤーは腕に負担がかかりにくい、このシリーズがおすすめです。
ツアーシリーズ
プリンスと言えば緑色のラケットを想像する方も多いかもしれません。
その代表の競技者ラケットがこのツアーシリーズ。リュカ・プイユ選手が使用している(いた)シリーズです。
プリンスの中で、最もコントロールを重視したシリーズ(つまり面のブレが少ない)で、
安定したストローク主体の、カウンターパンチャータイプに適したラケットです。
ファントムシリーズ
プリンスの中で最もフレームが薄いラケットシリーズ。所謂薄ラケというやつです。
薄ラケにはボールの飛びすぎを抑える特徴があるので、腕力が強い人がボールを潰すような打ち方をすることができます。
ハードヒッターが安定感をより手に入れるのに適しているでしょう。
男性の上級者に特に合いそうな特徴を持ったラケットですね。
PRINCEを使用している代表的なプロ選手(元も含む)
では、PRINCEと正式に契約しているプロ選手は誰がいるでしょうか。
ジョン・イズナー(アメリカ)
世界ランキング元8位 ツアー15勝 マスターズ1000優勝 ウィンブルドンベスト4
イズナー選手は歴史に残るウルトラビッグサーブの持ち主です。
ルカ・プイユ(フランス)
世界ランキングTOP10経験者 全豪ベスト4、ウィンブルドン、全米ベスト8
杉山愛(日本)
世界ダブルスランキングNo.1 ウィンブルドンシングルスベスト8 日本の生ける伝説は、今も現役時代もprinceユーザー。
今西美晴(日本)
全日本選手権2017年チャンピオン。
まとめ
数あるテニスメーカーの中で、princeの紹介を致しました。
ラケットではないですが、私はテニスシューズはプリンスを愛用しています。足の幅が広いので、タイトなシューズを履くことができません。
しかしプリンスのモデルには足幅を広く取っていて軽量なシューズが豊富なため、私にはピッタリです。
このように各メーカーは人それぞれのニーズに応えるような開発を日々研鑽し、開発しています。皆様も是非、各メーカーの特徴をしっかり掴んで、後悔しない商品選びができることを願っております。
Tennis Windsでは、『テニス🎾に関わる全ての人々をより幸せに』の理念の元、発信を続けています。是非、他の記事にも遊びに来てみてください。
最後に今回ご紹介したラケットの一覧を載せます。
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