こんにちは!テニスの魅力を日々お届け!Tennis Windsです。
『フェデラーが残している偉業を詳しく知りたい』
『なんでこんなにランキング高いの?』
『フェデラー好き!』
そのような方向けの記事です。
今回はフェデラー特集です。世界ランキング1位を記録したフェデラーですが、フェデラーには色々と凄い順位にランク入りしたものがございます。見ていきましょう。(2019年8月時点での数字を参考にします)
サービスエース数ランキング
サービスエース数の歴代ランキング(引退選手全てを含む)はどうでしょう!見ていきます。
順位 | 名前 | 国籍 | 身長 | エース数(本) |
1位 | イボ・カルロビッチ* | クロアチア🇭🇷 | 211 | 13,502 |
2位 | ジョン・イズナー* | アメリカ🇺🇸 | 208 | 11,691 |
3位 | ロジャー・フェデラー* | スイス🇨🇭 | 185 | 11,150 |
4位 | ゴラン・イバニセビッチ | クロアチア🇭🇷 | 193 | 10,131 |
5位 | フェリシアーノ・ロペス* | スペイン🇪🇸 | 188 | 9,444 |
6位 | アンディ・ロディック | アメリカ🇺🇸 | 188 | 9,068 |
7位 | ピート・サンプラス | アメリカ🇺🇸 | 185 | 8,713 |
8位 | イバン・リュビチッチ | クロアチア🇭🇷 | 193 | 8,121 |
9位 | サム・クエリー* | アメリカ🇺🇸 | 198 | 7,963 |
10位 | リシャール・クライチェク | オランダ🇳🇱 | 196 | 7,648 |
*は現役選手
アメリカとクロアチアにはビッグサーバー専用養成所でもあるのでしょうか。笑
かなりの偏りですね。フェデラーは試合数が多いとはいえ、歴代で4人しか達成していない1万本超えを達成しています。とんでもないビッグサーバーです。
セカンドサーブランキング
セカンドサーブを打った時のポイント獲得率歴代ランキングはどうでしょうか!
順位 | 名前 | 国籍 | 獲得率(%) |
1位 | ラファエル・ナダル | スペイン🇪🇸 | 57.44 |
2位 | ロジャー・フェデラー | スイス🇨🇭 | 56.88 |
3位 | ジョン・イズナー | アメリカ🇺🇸 | 56.11 |
4位 | アンディ・ロディック | アメリカ🇺🇸 | 55.95 |
5位 | ノバク・ジョコビッチ | セルビア🇷🇸 | 55.50 |
6位 | ミロシュ・ラオニッチ | カナダ🇨🇦 | 55.07 |
7位 | ワイン・アーサー | オーストラリア🇦🇺 | 54.63 |
8位 | ファン・カルロス・フェレーロ | スペイン🇪🇸 | 54.22 |
9位 | アンドレ・アガシ | アメリカ🇺🇸 | 53.98 |
10位 | フィリップ・コールシュライバー | ドイツ🇩🇪 | 53.91 |
これもなんと2位にランクインしています。サービスエース数と、顔ぶれが全然違いますね。
セカンドサーブでは基本的にエースは取れません。リターン側から打ち込まれる事だってあります。
この数字はサーブを打った次のショットの対処が上手い人ランキングに近そうです。
そして、ナダル、1位。。ナダルはサービスエース数はトップ選手の中では低い方です。ジョコビッチがランク外であることが意外です。
サービスキープ率
順位 | 名前 | 国籍 | キープ率(%) |
1位 | イボ・カルロビッチ | クロアチア🇭🇷 | 92.1 |
2位 | ジョン・イズナー | アメリカ🇺🇸 | 91.7 |
3位 | ミロシュ・ラオニッチ | カナダ🇨🇦 | 91.1 |
4位 | アンディ・ロディック | アメリカ🇺🇸 | 90.1 |
5位 | ロジャー・フェデラー | スイス🇨🇭 | 88.9 |
6位 | ピート・サンプラス | アメリカ🇺🇸 | 88.8 |
7位 | ワイン・アーサー | オーストラリア🇦🇺 | 88.2 |
8位 | ニック・キリオス | オーストラリア🇦🇺 | 87.9 |
9位 | リシャール・クライチェク | オランダ🇳🇱 | 87.2 |
10位 | ジョー・ウィルフリード・ツォンガ | フランス🇫🇷 | 87.1 |
90%を超える4人は、ビッグサーバーとして超有名な選手です。
フェデラーはビッグサーバーと呼ばれることは少ないですが、数字を見るとウルトラビッグサーバーです。
キープ率だとキリオスも相当凄い。
では、この10人の中でリターンゲームでのリターンゲーム取得率をランキングで見ていきましょう。
リターンゲーム取得率
順位 | 名前 | キープ率(%) |
1位 | ロジャー・フェデラー | 27 |
2位 | ピート・サンプラス | 24 |
3位 | リシャール・クライチェク | 21 |
4位 | アンディ・ロディック | 20 |
4位 | ジョー・ウィルフリード・ツォンガ | 20 |
6位 | ニック・キリオス | 16 |
6位 | ミロシュ・ラオニッチ | 16 |
8位 | ワイン・アーサー | 10 |
8位 | ジョン・イズナー | 10 |
10位 | イボ・カルロビッチ | 9 |
フェデラーはリターンも上手いビッグサーバーということが分かります。
この10人の中でダントツの1位。そしてサーブアンドボレーヤーであるサンプラスが2位です。
サンプラスはリターン能力も高かったのです。サーブスタッツだとBIG4の3人が出てこないのは意外でした。
しかし、これらのフェデラーの数字を総合的に見ると、一体どうやったら勝てるのか、レベルです。
他ランキング
では、最後は王道のランキングポイントの記録を見ていきます。
世界ランキング1位在位期間
順位 | 名前 | 在位期間(週間) |
1位 | ロジャー・フェデラー | 310 |
2位 | ピート・サンプラス | 286 |
3位 | イワン・レンドル | 270 |
4位 | ジミー・コナーズ | 268 |
5位 | ノバク・ジョコビッチ | 266 |
6位 | ラファエル・ナダル | 196 |
7位 | ジョン・マッケンロー | 170 |
8位 | ビヨン・ボルグ | 109 |
9位 | アンドレ・アガシ | 101 |
10位 | レイトン・ヒューイット | 80 |
フェデラーはほぼ6年間1位に在籍しています。
このとんでもない記録もジョコビッチが抜く可能性が出てきています。フェデラー、ナダル、ジョコビッチで合わせて15年間1位を独占しています。同じ世代の選手が不憫でなりません。
世界ランキング1位連続在位期間
順位 | 名前 | 在位期間(週間) |
1位 | ロジャー・フェデラー | 237 |
2位 | ジミー・コナーズ | 160 |
3位 | イワン・レンドル | 157 |
4位 | ノバク・ジョコビッチ | 122 |
5位 | ピート・サンプラス | 102 |
6位 | レイトン・ヒューイット | 75 |
7位 | ジョン・マッケンロー | 58 |
8位 | ラファエル・ナダル | 56 |
9位 | アンドレ・アガシ | 52 |
10位 | ビヨン・ボルグ | 46 |
こちらはナダルもジョコビッチも流石に抜けないと思われる、男子歴代ダントツの記録です。
約5年間ずっと1位をキープし続けるというとんでもない記録です。
5年間1位も凄いですが、連続という価値は、大きな怪我が5年間ほぼ無いということです。
フェデラーが、何故これだけ凄くあり続けられるのか、彼の行動と哲学が分かる本は下記です。
スポーツ選手でこれだけ長期間怪我が無いというのは本当に凄いことです。
ナダルやジョコビッチはキャリアで怪我や不調が間に何度か来てしまったため、連続在位期間は実力の割に少なめの印象です。
まとめ
フェデラーがいかにやばいかよくわかる結果とでした。
また、フェデラー最大のライバルである、ラファエル・ナダルも負けずに恐ろしい記録を持っています。
こちらの記事「クレーのナダルの成績があまりに凄すぎる・・・」にて詳しく紹介しています。
男子テニス界の歴史を塗り替え続けている選手と同世代で生まれたことをとても嬉しく思います。
まだまだフェデラーも記録を伸ばす気満々のようですので、もっともっと記録を伸ばし続けて欲しいです。
Tennis Windsでは、『テニス🎾に関わる全ての人々をより幸せに』の理念の元、発信を続けています。是非、他の記事にも遊びに来てみてください。
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