こんにちは!テニスの魅力を日々お届け!Tennis Windsです。
『ロペスそんなに多いのか』
『テニス雑学を知りたい!』
そのような方向けの記事です。
テニス界にはロペスという名のトッププレイヤーが数多くいます。今回はロペス特集です。
プロテニスを詳しく知りたい方、今日から使えるスポーツ雑学ネタとして、ご覧ください。
フェリシアーノ・ロペス
テニス界でロペスという名を聞いたら最初に思い浮かぶ選手は、フェリシアーノ・ロペス選手でしょう。
プロフィール
生年月日 | 1981年9月2日 |
身長 | 188cm |
利き腕 | 左 |
国籍 | スペイン🇪🇸 |
プレイスタイル | サーブ&ボレーヤー |
現役イケメンテニスプレイヤーを挙げる時にほぼ名が出てくるプレイヤーです。
トッププロで左利き片手バックハンドのプレイヤーはとても珍しく、ロペスはその中でもスライスを多用する選手です。
このスライスがまたキレッキレで、対戦相手は攻撃できずに攻めあぐねる場面が多く見られます。
芝が得意
サーブが非常に強力で、且つスライスを得意としているだけあり、芝コートが最も得意です。下記の主な成績からも良くお分かり頂けると思います。
大会 | 成績 |
2005年 ウィンブルドン | シングルス ベスト8 |
2008年 ウィンブルドン | シングルス ベスト8 |
2011年 ウィンブルドン | シングルス ベスト8 |
2015年 全米オープン | シングルス ベスト8 |
スペインのテニスプレイヤーはクレーのコート環境が整っているので、クレーコーターが多いのです。
が、ロペスは珍しく芝コートが得意なスペインテニスプレイヤーです。
ちなみに7回ツアー優勝をしています。その内4回が芝サーフェスです。
他にも芝が得意だということが良く分かるデータがあります。2019年8月時点までの各サーフェスのコート成績です。
ハード | 264勝 | 255敗 | 勝率50.9% |
クレー | 126勝 | 131敗 | 勝率49.0% |
芝 | 81勝 | 43敗 | 勝率65.3% |
ロペスは生涯で1万本近い、歴代トップクラスのサービスエース数を誇ります。ビッグサーバーは芝で有利と言われますが、ロペスも例外なく当てはまっていますね。
勝負強さ
フェリシアーノ・ロペスは勝負強い選手です。
普段のテニスを拝見していても、最後まで気合いとパフォーマンスが落ちない選手だと感じています。
実際、最後の勝負を決めるセット(ファイナルセットと呼びます)の成績の良さは下記をご覧頂けると分かりやすいです。
生涯成績(2019年8月時点) | 482勝 441敗 | 勝率52.2% |
ファイナルセット成績 | 182勝 145敗 | 勝率55.7% |
5セット目の成績 | 24勝 11敗 | 勝率68.6% |
よりプレッシャーのかかる場面でのメンタルの強さが伺えます。
ギジェルモ・ガルシア・ロペス
スペインにはもう1名シングルスのロペス、トッププロ選手がいます。
ギジェルモ・ガルシア・ロペス選手です。昔、フェリシアーノロペス選手との世紀のロペス対決が実現したことがあります。
彼はフェリシアーノとは逆にストローカータイプのクレーコートを得意とする人物です。
生年月日 | 1983年6月4日 |
身長 | 185cm |
利き腕 | 右 |
出身 | スペイン🇪🇸 |
プレイスタイル | カウンターパンチャー |
更に成績を紹介します!
ツアー優勝 | シングルス5回 |
大会 | 成績 |
2014年 全仏オープン | シングルス 4回戦 |
2015年 全豪オープン | シングルス 4回戦 |
2016年 全米オープン | ダブルス 準優勝 |
シングルスサーフェス別成績
ハード | 132勝181敗 | 勝率42.2% |
クレー | 135勝138敗 | 勝率49.5% |
芝 | 29勝31敗 | 勝率48.3% |
芝は試合数そのものが少ないので、あまり参考になりませんが、ハードコートよりクレーコートが得意なことが分かります。
勝率50%切っていると思われる方もいらっしゃると思います。
ただ、世界のほんの一握りの選手しか参加できないツアー大会で勝率50%近いのは本当に凄いことです。錦織選手で感覚が麻痺してるだけです。
マルク・ロペス
同じくスペイン、マルク・ロペス選手です。彼はシングルスではなく、ダブルスのスペシャリストとして大活躍しています。
プロテニスの世界はシングルスに注目がいきがちですが、ダブルスの世界でもトップに加われば莫大な賞金を獲得することができるのです。
生年月日 | 1982年7月31日 |
身長 | 175cm |
利き腕 | 右 |
出身地 | スペイン🇪🇸 |
シングルス | 23勝 31敗 | ツアー優勝なし |
ダブルス | 306勝 229敗 | ツアー優勝14回 |
獲得賞金額約4.5億円
ほとんどダブルスで成績を残していることが分かります。ダブルスはシングルスより賞金はやや低く、ペアだから半分に分けます。それでも賞金のみで数億円を稼いでいます。
ダブルスに特化して成績を見ます。
大会 | 成績 |
2014年 全仏、全米オープン | ダブルス準優勝 |
2016年 全仏オープン | ダブルス優勝 |
2016年 オリンピック | ダブルス金メダル |
2017年 全米オープン | ダブルス準優勝 |
彼は身長175cmと、日本人と近い体格で、これだけの成績を残しています。
ダブルスの試合をご覧なられるときは、是非彼の試合を見ると参考になると思います。
まとめ
今回は一風変わった『ロペス』特集をしてみました。
テニスに詳しくない方でも、へえーこんな選手いるんだ、と思えて頂けたらと幸いです。
Tennis Windsでは、『テニス🎾に関わる全ての人々をより幸せに』の理念の元、発信を続けています。是非、他の記事にも遊びに来てみてください。
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