こんにちは!テニスの魅力を日々お届け!Tennis Windsです。
2003年全米オープンを制し、弱冠21才にして年間世界ランキング1位、引退後も日本にもエキシビションマッチにも出場してくれている、生ける伝説のプレイヤーです。
ロディックに憧れてバボラのラケットを使い出した選手も多いのではないでしょうか!今回は、そんな生ける伝説のプレイヤーについて徹底説明。*記録については2019年9月時点の記録になります。
プロフィール・実績
アンディ・ロディック
生年月日 | 1982年8月30日 |
身長 | 188cm |
利き腕 | 右 |
国籍 | アメリカ🇺🇸 |
プレイスタイル | アグレッシブベースライナー |
賞金獲得総額 | 約22億円 |
生涯成績 | 612勝213敗 |
ツアー優勝回数 | 32 |
アメリカ出身の弾丸サーブを得意としたアグレッシブベースライナー。
2003年、年間ランキング1位、全米オープン優勝を果たしています。
ただ、2003年世界1位後、2004年からフェデラーがあまりにも強くなり、年齢も1つ違いで全盛期が被ってしまったため、フェデラー最大の被害者とも言われています。(成績:3勝21敗)
記録
彼が持つ様々な記録を見ていきましょう!
サービスキープ率
順位 | 名前 | 国籍 | キープ率(%) |
1位 | イボ・カルロビッチ | クロアチア🇭🇷 | 92.1 |
2位 | ジョン・イズナー | アメリカ🇺🇸 | 91.7 |
3位 | ミロシュ・ラオニッチ | カナダ🇨🇦 | 91.1 |
4位 | アンディ・ロディック | アメリカ🇺🇸 | 90.1 |
5位 | ロジャー・フェデラー | スイス🇨🇭 | 88.9 |
6位 | ピート・サンプラス | アメリカ🇺🇸 | 88.8 |
7位 | ワイン・アーサー | オーストラリア🇦🇺 | 88.2 |
8位 | ニック・キリオス | オーストラリア🇦🇺 | 87.9 |
9位 | リシャール・クライチェク | オランダ🇳🇱 | 87.2 |
10位 | ジョー・ウィルフリード・ツォンガ | フランス🇫🇷 | 87.1 |
ATP、年間のサーブ成績が歴代1位!
これはATPが公式で発表している最もサーブの成績が良かった1年を送った選手のランキングが歴代1位です。(年間最終ランキング1位経験者が対象)
算出方法は、ちょっと複雑なので、ゆっくりご覧頂けますと。
1stサーブの確率(%) |
1atサーブポイント率(%) |
2ndサーブポイント率(%) |
サーブキープ率(%) |
1試合あたりのサービスエース数(個) |
の合計から
1試合あたりのダブルフォルトの数(個) |
を引いた数字になります。
例えば、
60%+70%+55%+80%+10-3=272pt
だとしたら、
1stサーブ確率は60%でポイント率は70%、セカンドポイント率は55%でサーブキープ率は80%、1試合あたりのサービスエース数は10本で、ダブルフォルトの数は3つということです。
そのランキングが
順位 | 名前 | ポイント | 年 |
1位 | アンディ・ロディック | 300pt | 2003年 |
2位 | ピート・サンプラス | 296.9pt | 1997年 |
3位 | ロジャー・フェデラー | 296.4pt | 2009年 |
4位 | ピート・サンプラス | 295.7pt | 1996年 |
5位 | ロジャー・フェデラー | 294.5pt | 2004年 |
6位 | ラファエル・ナダル | 294.4pt | 2017年 |
7位 | ラファエル・ナダル | 294.4pt | 2010年 |
8位 | ノバク・ジョコビッチ | 294.3pt | 2015年 |
9位 | ロジャー・フェデラー | 294.3pt | 2006年 |
1位 | ロジャー・フェデラー | 294.2pt | 2005年 |
ちなみに11位〜20位もフェデラー、ナダル、ジョコビッチ、サンプラスの4人で独占しています。
2003年のロディックのサーブが異様に凄まじかった1年だったことがよく分かります。
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人柄・名言
彼は人柄の良さが現れる名言をいくつも残しています。
まだ向上の余地はあると思ってる。サーブは大丈夫。でもまだやらなければ行けないことがたくさんある。リターン、ゲームのトランジション、あとバックハンドだ
アンディ・ロディック
世界1位を取っても、成績を残しても自分を謙虚に冷静に見つめた結果、レジェンドの仲間入りを果たしたのでしょう!
人に1冠の男って言われても別に気にしない
アンディ・ロディック
確かに結果的グランドスラムのタイトルは1つで他準優勝はフェデラーに破れてしまいました。
ですが、ウィンブルドンの決勝で大激闘の末にフェデラーに破れた時も、ロジャーに勝つためにやりきることをやれたと涙ながらのスピーチはとても感動的でした。
本当に努力した方だからこそ、こういう事を胸を張って言えるのだと思います。
私生活
ロディックは様々なチャリティイベントにとても積極的で、2つ紹介いたします。
ドリームテニスARIAKE 2016
ロディックはエキシビションマッチで来日をしてくれたことがあります。
様々なユーモアや、錦織圭とのガチンコシングルスバトルなど、有明を湧かせてくれました。
チャリティ設立
彼は、児童虐待防止などの防止を呼びかけるチャリティーリストバンド組織をプロデュースもしています。
チャリティーリストバンドは公共団体、ディズニー、ユニセフも実施している活動で、リストバンドの売上を団体に寄付するものです。神ですかあなたは。
2017年に国際テニス殿堂入りを果たされていますが、もう納得です。
まとめ
弾丸サーブ、熱愛報道、人格、と様々なことでファンの心を踊らせ、楽しませてくれたスター選手でした。
さらにチャリティーイベント、団体設立と、テニスを超えた幅広い貢献をしている人格者選手です。
是非、また日本に来てもらって、日本を存分に楽しんで欲しいです。
Tennis Windsでは、『テニス🎾に関わる全ての人々をより幸せに』の理念の元、発信を続けています。是非、他の記事にも遊びに来てみてください。
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