こんにちは!テニスの魅力を日々お届け!Tennis Windsです。
『テニスはやるけど、プロテニスはそこまでよ詳しくない』
『BIG4がやばいと言われているけど、何がやばいの?』
『昔の選手を少し知りたい』
という方向けの記事です。トッププロの世界は少し怪我があれば、調子が悪ければ、すぐに負けてしまいます。
それだけ僅かな差で凌ぎを削り合う、熾烈を極めた競争の世界です。そんな中で飛び抜けて偉大な記録を成し遂げた8個の記録を一覧で紹介します。
目次
グランドスラム最多優勝回数
1つ目は、テニス界の至宝、ロジャーフェデラーが成し遂げている驚異のグランドスラム20回優勝です。
フェデラーが出てくる前には、ピート・サンプラス氏がグランドスラム14回優勝を達成し、当時は一生抜かれないのではないかと、囁かれていました。そんな囁きは何だったのか、という歴代最多の優勝数です。20回は、年に2回グランドスラムを優勝し続けても、10年かかります。
しかも、現在はBIG3と呼ばれるラファエル・ナダル19回優勝、ノバク・ジョコビッチ17回優勝、とフェデラーの記録を脅かす、2人が存在します。こんなことをサンプラス時代に想像できた人は、恐らくいなかったでしょう。
時速263km/hサーブ
最早、速すぎて計測器が追いつかなかったんじゃないかと思うほどのスピードです。
時速263km/hって。。。
このサーブ記録を樹立したのが、オーストラリアのサム・グロス選手です。ダブルスで元世界N0.1プレイヤー、レイトン・ヒューイットとよくダブルスを組んでいます。前衛で構えて、後頭部を大変なことになりそうです。
グロスは身長193cmあります。こんなサーブ打つ選手と当たったら、アマチュアの方は速やかに棄権しましょう。命が一番大切です。
クレーコート成績
スペインのラファエル・ナダルはクレーキングと呼ばれます。正直、あまりにもダントツの強さすぎて、クレーキングではなく、クレー神、と言っても過言ではないです。ではその圧倒的すぎる成績を見てみましょう。
①全仏オープン
優勝回数 13回(年に1度しかない大会です)
2020年現在 100勝2敗(2敗はソダーリングとジョコビッチ。ソダーリングは当時2年連続全仏決勝進出、ジョコビッチは全豪オープン最多優勝者) 勝率8%
②マスターズ1000
クレーコートだけで26回優勝(クレーマスターズは年間で3大会のみ)言わずもがなのダントツです
モンテカルロ;11回優勝
ハンブルグ・マドリード:5回(途中でハンブルグからマドリードに変更された)
ローマ;10回
そして決勝で敗れたことのある選手は、たったの3人。フェデラー、ジョコビッチ、マレーのたった3人。BIG4にしか負けてないのです。
③クレー全体
優勝62回 準優勝8回
決勝進出回数もエゲツない、そして勝率もエゲツない。
この3つのことからもクレー神と呼んでも良いのかと思います。
こちらの記事「クレーのナダルってそんなに凄いの?凄すぎるんです!」ナダルのえげつなさをより見ることができます。
マスターズ1000 全制覇
ノバク・ジョコビッチが樹立した記録です。
年間9大会ある全てのマスターズ1000を生涯で制覇することです。相対的にナダルはハードが少し苦手、フェデラーはクレーが苦手なため、この2人でも達成は、厳しそうな記録です。どんなコートコンディションであろうと、全てに対応できないと達成できない、柔軟力最強の記録です。
エース最高本数
身長211cmのウルトラビッグサーバー、イボ・カルロビッチ選手が出している記録です。
その数、
13,599本
毎日サービスエースを1本取り続けても、37年以上かかります。つまり真似するのは無理です。
ただ、これはATPツアーの試合のみですので、チャレンジャーも入れたら、もっと増えます。恐ろしい。
関連記事:最速サーブを手にするには!?4つのコツ、トレーニング法を紹介!
1stセット落とした後の勝率
ビヨンボルグの43.8%(歴代2位)を大きく引き離した、誰にも抜かれないであろう記録の1つです。オーストラリアのレジェンド、全豪オープンのセンターコート名としても、その名が刻まれているロッド・レーバーです。
その勝率はなんと
52.2%
劣勢からの追い上げ力、とんでもないです。唯一歴代で勝ち越している選手です。
1stセットを奪取した勝率
ノバク・ジョコビッチが現在保有している記録です。
その勝率はなんと、95.7%、801勝36敗です。彼の持ち味は底知れぬ安定感とフットワークです。いかに取りこぼしの試合が少ないかが分かる結果です。試合数も凄いです。
ジョコビッチに勝つには、1stセット、先手必勝戦法でプレッシャーを与えていく必要があるでしょう。
オリンピックシングルス2連覇
最後はBIG4、4人目の男アンディ・マレーです。
2連覇ですが、オリンピックは4年に1度しか開催されません。つまり彼の記録を抜くためには12年間で、オリンピック3大会無敗を成し遂げる必要があります。
この記録を抜く選手が現れた時は、BIG4の持つあらゆる歴代記録を塗り替える、最強のスーパースターが誕生しているかもしれないです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。テニス選手が持つ偉大な記録について8つ紹介しました。
以前の歴代記録の時も、この先抜く人はいないのではないか、と呼ばれるほどのものばかりでした。しかし、BIG4の時代が到来することで、それらの記録は悉く抜かれました。
最強の4人がお互いの記録を奪い合うような形で記録を作りました。
そのため、これらの記録もゆくゆくは抜かれるかもしれないですね。将来はBIG2、BIG1のような、ダントツの記録を独占してしまう選手が現れるかもしれない。または、食事、トレーニング環境、または人間そのものが進化し、プロテニス生活の期間が今より10年長くなるかもしれない。
これらの未来に胸を踊らせつつ、毎年のツアーを一緒に楽しみましょう!
Tennis Windsでは、『テニス🎾に関わる全ての人々をより幸せに』の理念の元、発信を続けています。是非、他の記事にも遊びに来てみてください。
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