フェデラー、ナダルの戦いの歴史を厳選!そして一覧で紹介する記事

プロテニス

こんにちは!テニスの魅力を日々お届け!Tennis Windsです。

『フェデラーvsナダルの戦いの歴史を思い出してみたい』
『フェデラー大好き or ナダル大好き』
『男子プロテニスにもっと詳しくなりたい』

そのような方向けの記事です。彼らは合計40回もの戦いを繰り広げています。その中でも特に2人にとって重要であったであろう10試合を厳選して紹介致します。

2004 マイアミ1000 3回戦

⚫️フェデラー 3-6 3-6 ナダル⚪️

これが2人の初対戦です。フェデラーが22歳、ナダルが17歳。17歳でマスターズの3回戦でフェデラーに勝つ、17歳の少年ラファエル・ナダル。まだプロ転向1年目で、とんでもない偉業を成し遂げました。更にツアータイトルも手に入れました。同時にフェデラーもこの2004年から伝説の選手としてのスタートを切りました。

2005 マイアミ1000 決勝

⚪️フェデラー 2-6 (4)6-7 7-6(5) 6-3 6-1 ナダル⚫️

2人のキャリアを賭けた戦い。初の決勝の舞台はマスターズ1000マイアミオープンです。舞台はハードコート。ほぼ無双状態に近いフェデラーに対して、2セットアップで最後まで追い詰めました。ハードコートではフェデラーの方がやや優っているという、印象です。

2006 全仏オープン 決勝

⚫️フェデラー6-11-6 4-6 (4)6-7 ナダル⚪️

2人のグランドスラム決勝での初対戦がこの試合。

当時ナダルは全仏オープン13連勝中。この記録を食い止め、フェデラー念願の全仏オープン初優勝、生涯グランドスラムを賭けた戦い。フェデラーは、先手必勝に成功しましたが、クレーコートの遅く跳ねるボールをバックハンドに狙われ続け、ジリ貧になってしまい、惜敗。

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2006 ウィンブルドン決勝

⚪️フェデラー 6-0 7-6(5) (2)6-7 6-3 ナダル⚫️

フェデラーは芝生の王者。ナダルは赤土の王者、として、2人は地位を確立しつつありました。今回はフェデラーの番でした。ナダルに対して芝の王者としての実力を見せつけました。

2008 全仏オープン 決勝

⚫️フェデラー 1-6 3-6 0-6 ナダル⚪️

2006年全仏オープンの惜敗から、3度目の正直を狙ってナダルに挑戦するフェデラー。しかし、ナダルのクレーコート無双状態に、更に拍車がかかっており、全く手も足も出なかった、

クレーナダルには誰も手が付けられず、フェデラーが最後の砦になってくれるか!?という期待が砕け散った試合。この時点でのナダルの全仏オープンの記録は28勝0敗。初出場から無敗。4連覇達成。

2008 ウィンブルドン 決勝

⚫️フェデラー 4-6 4-6 7-6(5) 7-6(8) 7-9 ナダル⚪️

逆に2006年、2007年にウィンブルドン決勝で敗れ続けたナダル。
芝フェデラーに勝つべく3度目の正直に望んだ試合。歴史に残る大激闘になる。

最終的にはナダルが勝つ結果となるが、4セット目のタイブレークで自滅したりと、ナダル自身が

自分がプレッシャーに押しつぶされてしまった唯一の瞬間だった

ラファエル・ナダル

と当時を振り返る。ナダルのキャリアにとって最も忘れられない試合になっている。

2009 マドリード1000 決勝

⚪️フェデラー 6-4 6-4 ナダル⚫️

当時、ナダルはクレーコート81連勝中。その記録を止めたのはやはりこの男、ロジャー・フェデラー。フェデラーは同年、念願の全仏オープン初優勝を達成。キャリアゴールデンスラム達成者の仲間入りを果たす。

2010 ATPツアーファイナルズ 決勝

⚪️フェデラー 6-3 3-6 6-1 ナダル⚫️

意外にツアーファイナルでの決勝戦はこれが初対戦。インドアハードはフェデラーの得意としている環境で、フェデラーが勝ち切る。ナダルはツアーファイナルの優勝が2020年時点でもなしです。インドアハードはやや苦手か。

2005年から2010年の6年間、フェデラーとナダルの2強が長きに渡りテニス界を支配し続けました。しかし、ずっと3位にいたノバク・ジョコビッチがグルテンアレルギーを克服することにより、2011年より覚醒。ここから、この3人とマレーによるBIG4の支配が始まる。

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2017 全豪オープン 決勝

⚪️フェデラー 6-4 3-6 6-1 3-6 6-3 ナダル⚫️

テニス界史上、間違いなく伝説に残る試合でしょう。2016年、フェデラーとナダル両者は怪我による長期離脱を強いられてました。(ナダルはかろうじて昨年終盤まで戦っていましたが、怪我で勝てず。9位までランキングを落としていた)

充分すぎるほどの富と名声も収めている両者。2人のテニスはもう見られないのではないか。多くのテニスファンがそう思いました。

しかし、両者は2017年全豪オープンにてツアー復帰。復帰して、2人はどこまで勝ち上がれるか、と思いきや、両者共に並み居るシード選手を破り、なんと2人とも決勝進出。

そして2人の決勝は一進一退の大激闘でした。2005年から始まった2強が、まさか12年後2017年もグランドスラム決勝にいるとは、誰が想像したでしょうか。

2019 ウィンブルドン 準決勝

⚪️フェデラー 7-6(3) 1-6 6-3 6-4 ナダル⚫️

2017年に復帰してから、フェデラーはナダルに攻め込まれていたバックハンドを更に進化させて戻ってきました。この試合終了時点では、フェデラー16勝、ナダル24勝です。

が、2017年の復活劇からはフェデラーの6勝1敗です。

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まとめ

フェデラー、ナダルの熾烈なライバル関係、参考になったのではないでしょうか。そして、2人はお互いを人間的にも尊敬しており、チャリティーでエキシビションマッチを開催しています。

非公式の試合も含めると両者の試合はもっと多くなるでしょう。ナダルが、スペインテニス強化クラブを設立した時のセレモニーにも、フェデラーはゲストとして出演。永遠に2人の試合を見続けたい。そんな気持ちです。

Tennis Windsでは、『テニス🎾に関わる全ての人々をより幸せに』の理念の元、発信を続けています。是非、他の記事にも遊びに来てみてください。

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