【詳しく解説】テニス界のビッグ4を分かりやすく解説!最強四天王BIG4

プロテニス

こんにちは!テニスの魅力を日々お届け!Tennis Windsです。

『あのテニス界伝説の4人を再度よく知りたい』
『ビッグ4って響きがかっこいい』
『テニス詳しくないけど、トップ選手は詳しく知ってみてもいいかも』

そのように思われたことのある方向けの記事です。

今回はテニス史上最強の4天王についてご紹介します。


BIG4と言われています。詳しく見ていきましょう。

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BIG4とは

BIG4とはテニス界の中でも突出した成績を残している4人のことを指します。

何故この4人が総称されているというと、これから紹介する4人は同世代にいる、


そして歴代獲得賞金トップ4をも独占しています。

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ロジャー・フェデラー

BIG4最年長はロジャー・フェデラーです。


芝生の王者と呼ばれるほど、芝に強く、それを支えているのはとにかくテンポの早い怒涛の攻めにあります。そして、強烈なサーブです。

プロフィール・実績

生年月日1981年8月8日
身長185cm
利き腕
国籍スイス🇨🇭
プレイスタイルアグレッシブベースライナー
4大大会成績優勝20回(全豪6回、全仏1回、全英8回、全米5回)
準優勝11回
単独成績ウィンブルドン決勝進出12
全米40連勝
全豪11年連続準決勝進出
決勝戦24連勝
他、多数

なんじゃこりゃ・・・。4大大会最多優勝と共に、4大大会で一番決勝で負けているのもフェデラーです。決勝進出回数、歴代TOPです。

サーブ

フェデラーはBIG4の中でもサーブが特に得意なプレイヤーです。


他の3人よりも年代が上なこともあり、サーブアンドボレーによるポイントも多い選手です。
(1990年代まではサーブアンドボレーが主流だった)


フェデラーが長い期間トップにいる理由の一つに、このような短い時間での獲得ポイントを随所に入れるからだと思います。

フォアハンド

一時期プロ選手に、今一番欲しいものは、と聞かれたら迷わず


「フェデラーのフォアハンド」


と答える選手が一番多かったです。

フォアハンドの精度、攻撃力がピカイチです。打たせたら終了、というくらいやばかったです。


フェデラーのフォアハンドが強すぎるため、全選手なるべくフェデラー選手のバックハンドを狙ってボールを打つほどです。(バックハンドも十分上手いのですが)


関連記事:何故、フェデラーは年齢を超越したテニスができるのか?

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ラファエル・ナダル

スペインの小さな島、マヨルカ島で育ったナダル。

トッププロのほとんどは海外留学を経験していることが多いですが、ナダルは叔父が長い期間コーチを務め、練習の拠点はあくまで地元という珍しい選手です。


地元に残るために海外留学の話を断った過去があります。

赤土ではBIG1と言って良い、テニス史上最強のクレーコートスペシャリストです。

BIG4、四天王の中で唯一の左利きです。

プロフィール

生年月日1986年6月3日
身長185cm
利き腕
国籍スペイン🇪🇸
プレイスタイルカウンターパンチャー
4大大会成績優勝19回(全豪1回、全仏12回、全英2回、全米4回)
準優勝8回
単独成績 全仏オープン最多優勝
全仏オープン勝率97.9%
(ソダーリングとジョコビッチに1回ずつ負けただけ)
マスターズ1000優勝回数35回
クレーコート81連勝

全仏オープンがおかしい。。。12回て。。この先生きている間に、ナダルを超えるクレーコーターは出てくるのでしょうか。

フォアハンド

左利き選手でスピンボールが強い人を、身近な人でもナダルっぽい、と呼ばれるくらい非常に有名で特徴のあるフォアハンドを打ちます。


通常はフォアハンドでボールを打つと利き手とは逆の肩にラケットが振り抜かれます。


しかし、ナダルは強烈な回転をかけるために、ラケットをそのまま上に振り上げる動作を行います。

このスイングは彼の凄まじい筋肉量が成せる技ですので、真似をして怪我をしないようにご注意を。

クレーキング

スペイン選手に多い傾向があるのですが、ナダルはクレーコートの成績が異常と呼べるほど良いです。

スペインは日本と違いクレーコートの数が非常に多く、小さい頃からそのような環境で育ち、クレーのスペシャリストとして輩出されます。

ナダルが何故突出して成績が良いかというと、クレーコートは球足が遅いため、ラリーが続きやすい、そのため俊足な選手が特に有利です。


ナダルは足腰が非常に強靭です。

加えて、クレーコートは滑るため、足を踏ん張って打つケースが少ないです。


が、ナダルは上半身の振りだけでも強烈なボールが打ててしまうため、クレーコート上でも強烈なボールを打つことができる。


攻撃も守備もナダルには相性抜群なコートな訳です。


関連記事:クレーのナダルってそんなに凄いの?凄すぎるんです!!全仏オープン編を詳しく

ノバク・ジョコビッチ

極限まで絞られた無駄のない体と柔軟性で、どのような遠いボールでも深く返球できるベースライナー。ただ、ナダルよりはボレーに出ることは多い。ハードコートが得意。

プロフィール・実績

生年月日1987年5月22日
身長188cm
利き腕
出身地セルビア🇷🇸
プレイスタイルカウンターパンチャー
4大大会成績優勝17回(全豪8回、全仏1回、全英5回、全米3回) 準優勝9回
単独成績 全豪オープン最多優勝記録、
年間最終戦4連覇、
マスターズ1000全て優勝、
4大大会すべての準決勝に進出最年少記録。「20歳250日」

バックハンド

世界一と言われる両手バックハンドの持ち主。

どんなに厳しいところからでも厳しいコースにカウンターを繰り出すことができ、通常のラリーでも難しいコースに難なくミスなく打ってしまいます。

攻めても守っても厳しいコースにボールをコントロールできる抜群のセンスの持ち主。テイクバックも非常にコンパクトです。

メンタル

ジョコビッチは強靭なメンタリティの持ち主です。

全米オープン準決勝ではフェデラーに2年連続マッチポイントを握られて逆転勝ち、

ウィンブルドン2019も決勝でフェデラーにマッチポイントを握られるもそこから逆転勝ち、


それを笑顔で切り抜けてしまう場面が彼にはよくあります。



ジョコビッチが幼少期の頃、セルビアは空爆の被害に合っていました。

しかし当時のジョコビッチ少年はそ、のような情勢の中でも、プロになって家族や国に貢献したいという思いを既に持って練習に取り組んでいました。

また幼少期にテレビ出演をした時に「あなたにとってテニスとは」と質問されたら、


テニスは仕事だよ


と即答だったとのこと。意識・覚悟が違います。

アンディ・マレー

ジョコビッチと同じコートカバー能力に優れたベースライナー。

身長がBIG4の中で最も高く、スライス気味に切れるサーブとリターンが持ち味。

握力は100kg以上あると言われている身体能力。試合後は体力回復用に、お寿司を食べてくれているらしいです。

嬉しいですね。

プロフィール・実績

生年月日1987年5月15日
身長191cm
利き腕
出身地イギリス🇬🇧
プレイスタイルカウンターパンチャー
4大大会成績優勝3回(全英2回、全米1回) 準優勝8回
成績 オリンピック2連覇
2016年年間1位
タイブレーク史上最高スコアタイ 20-18
グランドスラム連続9回ベスト8以上
5セットマッチ 6-0 6-0 6-0 で勝利。

オリンピックは4年に1回しかないので、この記録を抜くには12年間最低かかります。

リターン能力

マレーはリターン能力が非常に優れている選手として評価されています。

特に両手バックハンドの高い打点の強打能力が優れています。

相手のセカンドセーブを高い打点から打ち下ろして、リターンでも優位な状態からラリーを繰り広げることが出来ます。


錦織圭が中々マレーに勝たせてもらえない時は、

セカンドサーブをぶっ叩かれる展開が多くなり、サーブなのに不利なスタートになる場面に追いやられます。

まとめ

これがテニス界最強の四天王、BIG4と言われる4選手です。


各選手それぞれに強烈な武器があり、しかも皆各々違う特徴が突出して強いため、観戦していて凄く面白いです。


このような選手と同じ時代に生まれたことは本当に幸運なことです。


錦織圭も彼らと同じ時代に生まれたことによって、世界の歴史を塗り替えるBIG4とアジアの歴史を塗り替える錦織選手が同時代にいるとは、ものすごい奇跡です。


Tennis Windsでは、『テニス🎾に関わる全ての人々をより幸せに』の理念の元、発信を続けています。是非、他の記事にも遊びに来てみてください。

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